短編1
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トンネル

彼女が運転する車で山をドライブしている時、彼女と喧嘩した。

「歩いて帰れ!馬鹿!!!」

と降ろされ、「分かったよ!」と、僕も少し興奮していたのもあって、そこから歩いて帰る事になった。

冷静になりようやく後悔し始めたんだが、しょうがない…とにかく先に進まなければ帰る事も出来ないので、少し早歩きで坂道を歩いた…道が狭くなり、日もくれ始め、少々心細くなる。

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すると、前方にトンネルが見えた…

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「うわ…マジか」

僕は怖いのが苦手だったので、かなり参った…

しかし、そこを抜けなくては帰れない、しょうがなくトンネルへ…

…暗い…明かりが二つくらいしかなかった…

恐る恐る中に入る…風が通る音なのか不気味な音がする…

少しずつ中に進む…

今、どの辺りだろう…振り返る…

まだ少ししか進めていない…

……………

ゆっくりだが、確実に進む…

今、どの辺りだろう…振り返る…

ちょうど真ん中辺り…

『ピリリリリ!!!』「ビクッ!」

shake

彼女からだ…『ピッ…』

「なんだよ」

「反省した?」

「何を…?」

「最低…今どのへん歩いてんの?」

「トンネル…」

「は?」

「ト・ン・ネ・ル!!!」

「ちょっと待ってよ…あんたどこ行こうとしてんの?帰り道にトンネルなんて無かったよ?」

「……………え?」

music:3

Concrete
コメント怖い
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マミさん、こら!怖いわ!死んでたらこんな証言できないよぅ…でも、イイね(^^)bその方が怖くて

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その後、彼は遺体となって発見された…-_-b

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