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短編2
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美味しいお肉

僕は、8歳の男の子。

今日は、ママと一緒にお買い物に行ったんだ。

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コンビニだから、小さかったけど

美味しそうなお肉が売っていたの。

お母さんは心配性だから、いつもものを買う時には

店員さんには

「この◯◯は何産ですか?」

とか聞くんだ。

だから、今日も

お店の店員さんに

「このお肉は何産ですか?」

ってきいたんだ。

そしたら店員さんは

「"カナガワサン"ですよ」

って言ったんだ。

ちょっとだけ発音変だったけど

そのお肉を買ったんだ。

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お家に帰ってから、

お母さんがそのお肉で料理をしたの。

美味しかったよ。

また食べたいなあ。

カナガワサン、のお肉。

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あれから数年たった。

僕は17歳になった。

僕は他のコンビニで働いて、家も買った。

と言っても、アパートだが。

今でもあのコンビニは残っている。

変な噂が流れてそのコンビニへ行く人は少なくなった。

母は病気で昨年亡くなった。

それから、ずっと妙な夢を見るようになった。

男性が何かを言っている夢。

「次…….前…...し……やる….」

日に日に言葉が良く聞こえるようになった。

昨日は「次は….前…..ろし…やる…」だったと思う。

今は11:30。

そろそろ寝るか。

今日もまた変な夢見るんだろうなあ。

そう思いながら布団を被った。

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「ねぇ、◯◯ちゃん。」

「何〜?」

「ここの噂知ってる?」

一人の少女は、あるアパートを指さして言った。

「知ってる!コンビニで神奈川っていう人の肉食べた人が呪われて死んじゃったんでしょ?」

「やっぱり知ってたか〜!!怖いよね〜」

「うん…夢でなんか言われた後殺されたんだよね」

「確か….」

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"次はお前だ。殺してやる"……

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