こんばんは。2度目の投稿です。
今回は皆さんに質問というか、知ってる人がいたらと思い書いてみました。
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僕のいとこの家の直ぐ横は山になっていて、正面の道路からその山へ登って行けます。その山の中に竹林を所有していたため、時期になれば筍を採ったり、整備のために竹を伐ったりしていました。
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僕は直接猪を見たことはないのですが、筍を採りに行ったときに猪に荒らされた跡をよく見かけました。まぁ、山、川、海に囲まれた田舎なので猿やアナグマがいるとよく伯母が言ってました。
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僕は平成っ子ですが、ゲームなどよりむしろ外で遊ぶのが好きでした。(ゲームを買ってもらえなかったのもありますが…)
なので、そういった自然は絶好の遊び場でした。
もちろんその山にもよく行きました。
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ですが、猪を始め、野生の動物に遭遇したことはありませんでした。
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ある日僕が遊びに行こうと外に出たときです。
近所のひとが数人山の入り口付近に集まってました。何事かと思い近づいてみると、みんな上の方を見ています。僕もそっちの方を見ると…
立派に角を生やした生き物が1匹いました。イメージではトナカイやもののけ姫のシシガミ様みたいなヤツです。角もそれくらいゴツかったです。
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いや…夏だし、ここ九州だし、そんな立派な角でどうやって直ぐ後ろの竹林を抜けてきた?ナニアレ?みたいな感じです。
そんな動物いるなんて聞いたこたなかったのでびっくりしました。周りの大人も不思議そうに見ています。
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ソイツの立っている場所はちょっと崖みたいな急な坂の上だったので近付くことはできませんでした。
ただ、ソイツはこっちをじっと見つめたままその場を動こうとはしません。
僕が木の枝を投げても(届かない)逃げようともしませんでした。
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でも、ソイツからは敵意や恐怖感などは感じず、みんなで「守り神かなぁ…」なんて言いながら何もできないので、全員その場を離れていきました。
ソイツを見たのはその1度きりですが、アレが何なのか未だに謎です。似たような話でもいいので、知っている人がいたら教えてほしいです。
作者加茂吉
アホみたいな話かもしれませんが、
中学時代にあった本当の話です。