短編1
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黒様

最近の話なんだけど俺が車の免許を取り鎌倉をドライブしてたんだけど、その時に鎌倉では何かのお祭りかな?それで結構渋滞してて、イラつきながら前の車を睨んでいた。『………な?』

後ろから声がする。『……?』

俺が買った車は中古だったから、幽霊的な何かだったことは間違いない。だからといってミラーを見れなかった。

そしたら『若き青年よ、あそこの鳥居まで頼めるか?』

その声は老人のような声で俺に話しかける。『青年よ私の声が聞こえるな?このままだと、皆に怒られるゆえ、急いでくれないか?』

俺はなぜかその声を聞くと恐怖というより懐かしく感じてしまい、後ろを振り返った。

そこに座っているのは真っ黒な顔でお坊さんが着るような服に杖を持って座っている。しかし、口や目、耳もない。

『あなたは?』『私の名は誰もが知る……様じゃ。』

『あ~……様ですか』←覚えてない。

…様は『まったく!……様は頭が固すぎて困る!なにが神無月じゃ!我々は働いておるのに!』ブツブツ、……様はボヤいていた。

とりあえず、車を言われた鳥居の前で止めて後ろを振り返った

『人間の乗り物は便利だな、皆に報告をするとしよう。』と言って

俺にお辞儀をして消えたんだ。

後日、俺は宝くじを買って100万が当たったよ( ´ ▽ ` )ノ

ありがとう……様。

Concrete
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いいですね〜!そんなお願いだったらどんどん引き受けるのに笑

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