二回目の投稿です。
僕にはちょっとだけ霊感があり時々
この世のものではないものが見える時があります。
今回は僕の周りで起きた話ではないです。
聞いた話をその人目線で書かせていただきます。
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私が体験した話です。
夏に犬の散歩に少しだけ遠くに行った時の話です。
遠くといっても歩きなので1キロくらい歩いて回るくらいです。
私はいつもは街灯が多いルートにいくのですが
なぜかその時は街灯が少ないルートを行くことにしました。
街灯が少ないルートは街灯が多いルートに比べて遠回りです。
街灯が少ないルートは途中に一つだけ信号機があります。
歩行者用のようです。
少しだけ怖いですが私は犬を連れている自信もあり。
そこまで怖くはなかったです。
犬がいると霊が逃げる。
みたいな噂?を耳にしたことがあったから。
街灯が少ないルートを100mくらい進んで犬が止まりました。
犬は小さいほうを済ませるとまた歩きだしました。
信号機の近くくらいまできました。
時間は8時くらいかな?信号機は赤で待ってる人?
らしきものが居ました。
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人じゃない。
おかしい。
人じゃない。
上。
上半身がない。
テケテケ…?
テケテケは下半身がないんだよね?
上半身がない。
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私は信号が青になるのを待った。
全然青にならない。
すると下半身がこっちを向いた。
上半身はないけどこっちを見てるのが分かった。
私は現役陸上部なので足の速さには自信があった。
私は少しづつ離れた。
犬は何故か進みたがっているが。
そんなこと考えられなかった。
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おかしいだろ。
男みたいな口調を許してほしい。
いや上半身ないとか論外だしwww
みたいな感じだった。
私は逃げた。
犬を軽く引っ張り私は走りだした。
犬は軽く引っ張って私が走ると
走り出す。
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私が走っている背後から。
「カタッ カタッ」
着いて来てる。
私は振り返ってしまった。
下半身が着いて来てる。
凄く早い。
私は疲れてスピードを落とした。
すると下半身もスピードを落とした。
多分距離をとっているらしい。
私は止まった。
するとビックリしたのか
ちょっとつまずいて
「カタッ コンコン」
こんな感じで止まった。
私は笑ってしまった。
「だっさっww」
その時から私は恐怖を無くした。
私は犬と一緒に下半身に近づいていった。
下半身は転んだ。
また笑ってしまった。
「ざまぁw」
下半身は立ち上がった。
手が届くくらいまでに近づいて。
「なにがしたいの?」
「馬鹿なの?w」
「競争したいの?w」
「私についてきたいの?wwww」
「多分私には勝てないよw」
「あんた遅いからねw」
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私はかなり言葉責めした。
最後に怖がらしたお返しみたいな感じで
足を蹴ってやった。
マブチといわれるところかな。
下半身はスゥッと消えて行った。
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そのまま帰り犬におやつをあげた。
私は最初は怖かったが面白かったので
身内には話さなかった。
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これで終わりです。
あんまり怖くないかもしれません。
この話を教えてくれた友人
この体験をした人です。
笑ながら教えてくれました。
上半身が無いものが追いかけてくる。
そんな話を笑いながら話していた友人のほうが怖いです。
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暗い道を通る時はご注意を。
作者譽
二回目の投稿です。
あんまり怖くはないかもしれないです。