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中編3
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神社に巣食うもの

これは2度目の投稿になります。1度目の投稿と同じく私が小さいころの話になります。

まぁ、俺が住んでいた地域を軽く紹介します。自販機は1台、非常に小さい商店が2店、そして公民館がある程度です。コンビニまでは普通に40分か借りますし、小学校は歩くと1時間以上かかります。

まぁそんなレベルの地域での体験談なんですが…

今でも軽くトラウマです。

まぁ、紹介のとおりの地域で遊ぶと言ったって遊ぶところなんてありません

もっぱら友達の家で騒ぎまくるか、川で泳ぐか、山に囲まれてるから山を探検するか

この三択に絞られます。夏は川で泳ぐでいんですが秋だと寒いので山で探検してたと思います

まぁ、そんななか俺の親友、仮にH君としましょう

H君が、俺ー!山で探検すんのも飽きたしあの神社言ってみねーか?なんて言い出しました

待てよ?こいつの言っている寺ってまさかあの、もう誰もいなくなった神社か?(笑)

大人も近づかないような神社に子供2人でいくとなるとさすがに嫌な感じはしましたが、その時は探検に飽きたのと、好奇心が僕を動かしました

まぁ、早速つぎの日神社に行ってみました。

第一印象は不気味(笑) そんなこんなで神社の周りを調べて回りました。

まぁ、最後は中に入ってみない?ってなりますよね

行こうかとなった瞬間です。

ガタガタっ!

!?!?!?!?!?!?!?!?

もうそっからビビりまくりです。

そして良く見てみると、賽銭箱の裏の扉?が少し開いていて、そこから目だけがこちらを見ていました

wallpaper:535

俺もH君に逃げる合図を出し、全速力で逃げました

神社から近いHくんの家に逃げ込み、とりあえず落ち着こうと。

時間がたつにつれ、怖さも薄れて俺も普通にゲームをやってました(笑)

まぁ、その日は特別これといったこともなく、安心して眠りにつくことができました。

問題は寝起きです。

起きて目をあけると、こちらを見ていた目が目の前にあるのです。

まぁ、あんなに怖かったのだし鮮明に思い出すのも当たり前か。

その時はこの程度で流していました。

ですが、それは毎日続きました。

つぎの日もそのつぎの日も毎日続きました。

さすがにこんなにトラウマになってしまったのかと心底不安になりました。

学校でH君にも話しました。

すると、まじか(笑)どんまい(笑)

くらいの返答でした、こいつぶん殴ってやるか。

その時は切実にそう思いました(笑)

まぁ、Hも気に留めていたらしく、意を決してもう1度行ってみたら原因が分かるんじゃね?

みたいなことを言われてもう1度いくことにしました。

まぁ、不気味です。

そしてなにか禍々しさも感じられました。

あの目は中からこちらを見ていたのだから、中を見ないか?ということになり、中を見てみました。

すると……

!?!?

お札がビッシリと貼られていました。

怖くなり2度目の全速力

まぁ、それからH君の親になんとなくを装い、あの神社にはなにがあるのか聞いてみました。

すると、衝撃的なことを聞かされました。

あの神社では昔、神社の中で自殺をした人がいてH君の親がいうには髪がとても長い女が自殺をしたらしいです。

子供ながらに脳をフル回転させて、いきついた答え

あぁ、ずっと俺の目の前で俺を見てたのか。

あれはこちらを神社の中から見ているのを思い出してるんじゃない、髪が長いから片目しかでてなかったのか

それを知ってしまったときは本当に恐ろしくて、ずっと泣いていたのを覚えてます。

今でもたまに隙間が非常に気になります。

みなさん世の中には知らないほうがいいこともあるようです。

あんなに俺をバカにしていたHも溶接のあの光を裸眼で見てしまい、失明しています。

よくあるオチかー、なんて思う方もいると思いますが全て本当にあった私の体験談です、

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なんか、よく分からん…。

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