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これは俺が修学旅行に行っていた頃の話だ。
よく、夜とかにさ皆で話してたりするだろ?布団の中に入って先生に見つからないようにこっそりと話していたんだ。
そしたら予想通り先生に見つかってさ。
やっぱり声が大きかったのかな?
と思いつつも寝ることにしたんだ。
この部屋には、5人で布団を敷いて寝ているんだ。友人A、友人B、友人C、友人Dにしよう。
俺らは、電気を消して眠ろうとした。
そしたらさ、外から何か音がするんだ。
窓を見たら、閉めていたはずのドアが
確かに開いていたんだ。
なんで確かにって分かるのかって?
カーテンが外からの風で揺れているからだよ。
俺は、最初先生が開けたものだと思っていたから、閉めようと思ったんだ。
でもな、さっきから何か掘っている音が外から聞こえてくるんだよ。
お墓の近くらへんで掘っているんだろうな。音がやけに大きく俺には聞こえたよ。
皆にも聞こえていたようで、ちょっと震えていた。
俺は、怖くて友人達と窓を誰か閉めようと提案したんだ。
じゃんけんで決めた。
負けたのはCだった。
Cは、泣き出してしまっていたが、
俺も友人皆も閉めたくないし、勝ったしでCの代わりにはなりたくなかったんだ。
それにしても、さっきから音が大きくなっているような気がする。
最初は、聞こえてくる程度の音だっだが、
今は違うんだ。
聞こえてくるんじゃなくて
聞こえるんだよ。
嫌でも聞こえるんだ。
皆は、焦り出した。
その中で1人提案したんだ。
窓はもういいから皆で集まって寝ようと。
これじゃあホモみたいだって?
そんなの関係なかったんだ。
近くで誰かが穴を掘っていたらと思うとすげー怖いじゃないか。
死体とか埋めていたらどうするんだよ。
皆で布団を被ってねむりについた。
まだ音は聞こえるが、俺らはいつのまにか寝ていたようだ。
朝起きて窓を見ると閉まっていた。
俺は、先生が閉めてくれたんだと
安心して聞いてみたんだ。
俺は、冷や汗をかいたよ。
「、、、閉めてないぞ?」
作者人生的に怖い話
小6ぐらいの話。
アレは本当に怖かった。