最近思い出した話。
俺の従兄弟に『ちか』っていう女の子が居たんだよな。
その子はさ、正直言って苦手なタイプの子なんだ。
俺さ、基本小さい子供が苦手なんだけどさ
その子は俺にいっつも着いてくるんだ。
たしか、俺が中2、中3ぐらいの頃。
テストの事で親に色々愚痴られてさ
ムカついてたんだよな。
そんな時にさ、『ちか』が遊びに来たんだ
ただでさえムカついてるのに着いてくる
からさ、俺怒鳴っちゃったんだよ。
「俺に近づくな」
ってさ。
流石に自分が酷いと思った。
『ちか』はまだ小さいから怒鳴られて
外に飛び出していったんだ。
で、行方不明になった。
俺は後悔した。
継ぐなっても償いきれない。
ちか、、ごめんな。
作者人生的に怖い話
人間じゃなくて猫の話。