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これも、実体験です。
まあ少々飾ってる部分は多分有るにしよ。俺が体験したなかではかなりの上位に入るはずだ。
あれは、俺が高校一年の時起こった話だ。
俺は、一年の時。教室は珍しく一階に有る元理科準備室の教室を使っていた。理由は人数が今年度以上に多かったやらうんたら
…まああまり理由は覚えてないが。
とにかく、理科準備室を使っていたんだ。
だから、その教室には色々なものが置いてあり変わって居て俺は結構好きだった(ほかの奴らは知らねえが、俺の友人も気に入ってたらしい。)
それは、まあ良いことじゃないか。でもここにはもうひとつあまり良い噂じゃ無いものが有った。
確か…「この理科準備室は前にここに居た理科の教師が殺された」とか奴だ。よく聞くような内容だったがやはり自分の教室だと思うと少し恐ろしい。
これは、まあ話の前置きに過ぎないんだが…wその日俺はたまたまその例の教室に忘れ物をしてしまったんだ。だから俺は警備員さんに話をしてそこの教室の鍵を貸して貰った。
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教室に入って俺の机の中に有る宿題のテキストを鞄に入れてさっさと帰ろうとした。そしたら教卓の方に見慣れない先生がたっていた。
年齢は多分、30代後半。身長は190cmありそうなほどでかかった。だが、体はほっそりとしててその上に白衣を纏っていた。格好からしてまさしくTHE理科の先生って感じで俺は心の中で。
「ああ、この人が例の殺された先生かな。」
なんて軽く考えてた。そしたら向こうから俺に話しかけて来たんだ。
先生「君は何故ここに居るんだい?」
俺「宿題をちょっと教室に忘れちゃってw」
先生「そうか、ちゃんと覚えていたのは偉いことだな。今度からは忘れないように」
俺「はい!あ、あの。貴方は誰なんですか?てか、ここで何やってんすか??」
先生「私は、ここの教室に前まで居たんだがな…。ははは、何故居るかは解らない!出られないのだ!!wwww」
俺「そ、そうなんだ。名前は??俺は五関です。」
先生「私の名は夜宮だ。あっ、そうだ!ちょうど良い。」
俺「はい?」
先生「私の世界に刺さってるこれ。抜いてくれないか?」
みるとそこには一本のナイフが刺さってた。
俺「あっ、良いっすよ。」
俺はそう言い、夜宮先生に刺さってたナイフを抜いた。途端に血が出て来て俺の方にもかかった。
先生「痛っ!やばいな、血が出て来た!!すまない何でも良いから塞いでくれないか?」
俺「えっ?あっ、じゃあこれで。」
俺は何てこともなくナイフをもとのばしょに刺した。これじゃ一緒じゃないかと思ったがこれしか方法が見当たらなかったのだ。
先生「ありがとう!君は命の恩人だ!!まあ、私は多分もうこの世には居ないんだがな!はははっwwwwお世話になったよ。お礼に私から君にプレゼントだ!」
そうして、貰ったのは。分厚い参考書だった。
俺「こんなもの、ありがた迷惑ですよ!」
先生「嫌、絶対それは後でお世話になるだろう。良い所に行くための第一歩だ!行きたい学校は有るかい?そしたらこれを使いなさい、私が長年愛用してきたから間違いない!」
俺「そうなんだ。なら使います!ありがとうございました!夜宮先生!」
俺は、深々とお礼をして教室を後にしたその後帰り際に自分の教室を見たら一瞬先生が見えた感じがしたがすぐに消えた。俺はその後誰にもそのことを言わずに先生から貰った参考書を使って勉強をした。正直この事を信じてくれる人は少ないって感じたからだった。
幽霊はこれまで怖いものを見て来た感じがしたがあの先生はそんな感じはせず、良い人だった。しかも、それを使ってからテストも上位に入るようになり俺の行きたかった学校も入れた。
今でも俺はあの先生を尊敬してるし、もう一度会ったらお礼が言いたい。
長文とまとまりのない話でごめんな。でも聞いて欲しかったんだ!
先生の目撃例もその日で途切れた。まあ、関係ないよな
shake
作者テン
実体験三話目です。怖くないんで是非見てください(・ω・)ノ