日本

日本には信じられないぐらいの　おびただしい数の死者が眠っている　毎年たくさんの人間が死んでいる　生きている人間は死んでいる人間の数に比べるとごくわずか　苦しみながら死んでいった人間　安らかに死んでいった人間　生きたくて生きたくて仕方ないけど　死んでしまった人間　

いろんな死にかたがあるけれど　一番残酷な死にかたって　人生を楽しめなかった人間だと思う　交通事故で死んだ人　地震　火事で死んだ人　本当に山のように死んでいる　死ぬってことは来世に生まれ変わるための儀式だの言われてるけど違うよな　脳ミソぐちゃぐちゃになってしあわせって違うと思う　日本人は自殺大国だと言われてる

自分も死にたいと思ったこと何度もある　日本という国はなにかがおかしい　きっとこれはみんなにも当てはまると思うが　みんな何かに怯えながら生きてる気がする　得体の知れない何かに怯えながら毎日を生きてるような気がする　その得体の知れない何かってのは　突き詰めると　奴隷のような感じ　みんなも感じたことあると思うけど日本以外の国で生活したことがないからわからないけれど　生きてるというか　生かされてるって感じたことない？　

怪我や病気をしたら病院がある　お腹すいたら飲食店がある　それが当たり前の状態　昔は食糧は自分で狩りに出て確保してた　病気をしたら自然治癒　生きてるんじゃなくて　生かされてる　これが不味いのだと思う

　ようは楽に生きていける状態がずっと続くと人は甘えるようになる　自殺は究極の甘えだ　死んで楽になるという考えの人間は生かされてる人間たちだ　生かされてるんじゃなくて　生きるんだ　日本人に欠けているもの　生きる力じゃないか？　戦後急成長を遂げた日本　しかしここにきて堕落した人間が増えてきてる気がする　なんでこんな間違った人間が増えてきたか　答えは簡単　自分さえよければいいとかんがえてる人間がいるからだ　どんな人間でも人権があり　最低限の生活ができるように保証されてる　

それは悪い意味で言うと　競争力の低下につながる　頑張っても評価されない日本の社会システムに問題がある　そうじゃないだろう　みんな幸せになりたい　少しでも良い思いがしたいと考えるだろう　

昔の日本人は勇敢だった　神風特攻隊は　自分の命を省みず　困難立ち向かって行った　今の日本人はどうだ　自分の身を守ることだけを考え苦しいことから逃げて楽して生きたいと考えてる人間ばかりだ　ニートやひきこもり　逃げてばかり　立ち向かう力もない　生かされてるんじゃなくて　生きるということ　自分の力で生きるということが次につながる