短編2
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よく事故が起きる場所や…空気が重たい場所では…車を運転する時は窓を4箇所閉めきるか開けるかにしなさいと。

よく、おばぁ~に言われた。

窓を1箇所だけ開けたり中途半端にしておくと…

入ってはいけないものが入り込んで来て憑いてしまうらしい。

これからする話は自分の友達。A子から聞いた話

沖縄中南部地区に位置する場所に嘉○納ロータリーという道路がある。今は道路工事がされてとてもキレイな道になり見渡しが良くなっている。

工事する前は見渡しがが悪くまた道幅も狭いし急カーブが長く続く道路だった。

その為か…そこではよく交通事故が多く起きていた。また噂で夜中に急カーブをバイクで走っていると赤い服を来た女の人がカーブの終わりあたりで立っているとか。

時刻は23時過ぎ

A子は後部座席で運転はお父さん助手席にはお母さんが乗っている。おばぁ~ちゃん家に行った帰りで…嘉○納ロータリーで信号待ちをしていた。

自分が乗っている車以外にも後ろと前にも何台か信号待ちをしている。

A子はぼぉーっと外を見ていた。すると…助手席の後ろの窓から…

「コツ」っと音が聞こえた。

A子は運転席側の後ろの席にいたので…音に反応して振り返った。すると窓の外に…しわくちゃの顔をした老婆がいる…目は黒い部分が無く真っ白で、口はニタァーっと開いており黒い歯がマチマチに生えていた。思わず…

「ひっ!!」っと驚いてしまったが…両親には見えていない様子…老婆としばらく目が合って動けずにいた。信号が変わり車が走り出した。

徐々に視界から消えていく老婆…

「あれってやっぱり」と考えながら後ろを見ていると…さっきの老婆が笑った表情を浮かべながら…後ろの車の窓に片手を入れた状態で並走していた…

「あぁ…あぁ」っと恐怖で震えながら見ていると…その車は右折して筋道に入って行ってしまった…

老婆とセットで。

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はいさい!
幽霊おばあの、ヒッチハイク!………ヤだ〜(>_

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