music:1私は、親友の優子と一緒に帰っていた。
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「今日のは、凄かったね。花ちゃん」
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私達は、足が止まってしまい、長話を続けていった。
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気がつけば、5時になっていた。そんなに経ってないと思うのだが…。
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「花ちゃん、あのプリントある?国語の」
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カバンを下ろし、プリントを探した。……あれ?あれれ?無い!え!?
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「大変じゃない!今日の宿題だよ!」
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忘れたら、減点されちゃう…!仕方ない。
行くしかなさそうだ。
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「私も行くよ?花ちゃん。暗いし、危ないかもしれないから…。」
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二人で行くことになった
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電気が消えていて、辺りは真っ暗。こっそり、携帯があったので、お母さんに訳をいった。なんとか、許可をもらった。
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「見て、懐中電灯毎日、持って来てるの」
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優子がライトを付けた。少しは見えるように、なっただろうか。やがて、教室へついた。「ガラガラッ」扉を開けて、席へ。
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music:2ライトが、切れてしまった。
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「嘘!つかない!」
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ライトをカタカタと、揺らしてみるが、全くつかない。私達は、机を触りながら、安全に行った。電気は、消灯時間でつけても、元から切ってあるので、つかない。
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「落ちついて!優子」
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慌てている優子の手をにぎり、落ち着かせた。
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「タタ…」
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足音がきこえる。口に手を当てて、喋れないように、ふさいだ。優子と私は、汗を書きながら、何かを祈った。
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「ガラガラッ」
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私達がいる、教室に誰か入ってきた。優子は、私はにくっつき、泣きそうだ。
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ケタケタと笑い声が聞こえた。その声がどんどん、近くへ…近くへ…
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光…!光はない!?懐中電灯以外のっ!
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どこにも見当たらない…。そうだ
携帯で懐中電灯のアプリがあったはず…
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携帯を開き、アプリを開いた。
作者ゆき-3