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これは私が高校一年生の時
本当にあった話です。
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前から存在は知っていたのになったことが無かった金縛り。
俺なら動いてやるぜぇくらいに思っていた。
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当時野球部だった私は、その日は練習がキツくて帰ってすぐに眠りにつきました。
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Zzz、、、
(ーωー)!
急激に不安な気持ちになり、目を覚ます。
もともと眠りが浅い方だったので
小さな物音ですぐに起きたり
してしまうことが何度かあった。
かつてない耳鳴りが聞こえた
(ピーーーーーー)
(キーーーーーン)かな?
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しかし、その日は
いつもとちゅがう
何かがちゅがう
部屋のドアの向こうに何かの嫌なモノの気配がある。
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その時の心境は
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shake
(おおっと!とてつもない不安だ!
何かが居る!何かの気配がする!
一体その扉の向こうには何が待ち構えていると言うのかっ!!
そしてソレは一体何をしようとしているのか!
いや、いっそ入ってくるんじゃね?やべぇよやべぇよ)
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自分の考えていることが脳内に綺麗にこだまするような感覚のあるイノセントな世界!
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そして体が重く、腕一本動かせないことに気がついた。
これは金縛りに違いない!
やったね!
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ドMで好奇心旺盛だった当時の私は
最高の焦りと恐怖心と喜びと
動けないことへの憤りを感じていた。
(((o(*゚▽゚*)o)))
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1分くらいの間だっただろうか
それまでは気持ちに余裕があったのだが再び耳鳴りが聞こえる。
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今度は甲高い女性の声と混じっているように聞こえた。
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途端に不安一色になった。←麻雀なら3役くらいつきそう
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そしておっさんのような小さい声でボソボソと何かが聞こえる。
「、れる、、される、、ころ、、る、ころ、れ、ころサ、ル」
「ころされる」
(えぇ何をやらかしたの)
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それからというもの
手をグーパーしようとしたり
叫ぼうとしたりして
逃げたい一心だった。
(早く朝になれ)
初めてこう思った。
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だんだんと指が動くようになり
気を失うようにして眠った。
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平日の朝に
これほど感謝した日は無かった。
恐怖や絶望の裏側に
忘れている日々の感謝を
思い出させる力がある。
(^ω^)
作者goingfuckin456
二作目です。
全て実体験です。
もっとギャグを入れたかったのですが
思い出すと足がすくむのです。
稚拙な文章力を補うべく
他の方の話を見ることに
力を入れたいと思います。