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短編2
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真夜中の訪問者②

四幕 「私が今までに経験した数有る中のひとつです…。」

今日もむし暑い1日だ…あれから一週間過ぎ。

K君から電話が「今夜、Nさんと行きますね」「逗子のスナックに9時に」

私は仕事を終え逗子のスナックに向った。

K君Nさんはカウンターで酒を飲んでいた。K君は私に気づき「こちこち…」手を上げていた。「今晩はSです」

三人で飲み始めた…K君が、先日の出来事を話し始めた。

私は余り気乗しなかった…。

Nさんは「ドアーにノック?缶が三度も落ちて〜消えた?」

「あんた達いい大人が〜なに、バカ言ってんの!」「誰かのイタズラよ」

K君は「本当だよーね〜Sさん」私は言葉が無かった〜。

K君が「じゃ来いよ家に!」「いいよねS」

私はK君に「あんまりムキになるなよ」「この話はやめよ」

しょせんその場に居なければ…みんな、信用しないさ〜。

私はこのNさん本当に霊感が有るの?

K君はタクシーを呼び、三人は私の家に向った。

そして、同じ用に椅子に座ったー。Nさん「この扉ね…大きいね〜」

「キッチンのコーヒー缶は…」「窓ガラスこれね〜」

Nさんはべらべら話し始めた「ここは、霊の道だよ」「良くないね〜」

『ちなみに、家を建てる時に神主を呼びお祓いをし…お札(三種の御守り)を玄関になる基礎に奉納して有る』

その時、玄関のドアがまるで足蹴りで「ドッドッーン!!」

私は「ドアーを開けるなよ!」

三人はア然…Nさんが話すと…。

ドアーが壊れるぐらいに「ドッドッーン!ガタガタ…」

Nさんは私の家に有る仏壇にいきなり大声でお経を…

それでもドアーはガンガンけっている!

私はNさんに「霊をおちょくるなよ!」

Nさんは震える声で「怖い…」「本当ですね…もぅ〜帰りたい…」

ドアーを開けなければ大丈夫だよ。

落着くまで居なさいお茶でも入れるからさァー。

家までK君が送るから安心しな。

…内心、私も震えていました…いったい何の霊なのか?

M君について来た霊か?

K君について来た霊か?

私なのか…?「貴方はどぅ思います?」

あれ以来…会わなくなった皆んなは?

M君は…昨年、亡くなりました。

K君は…噂ではヤクザになり現在不明。

Nさん…女性霊能師で一般の人達にアドバイスをしているとか?

私は引越し…新たな冒険の始まりです。

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