このお話は私が生命保険の営業マン時代に、 当時の私の先輩が実際に体験したとても恐い心霊体験です。
先輩はとても優秀な方で顧客が多く、 たくさんのお客様の家に訪問しておりこの心霊体験もお客様のご自宅での体験でした。
体験した場所は閑静な住宅地であり 近所にはオシャレなアウトレット店や天文台もあり、 とても恐いイメージを感じない所です。
私は霊感は無いため、先輩からの話を聞くまでは アウトレットにショッピングに出掛けたりしておりました。
錦ヶ丘の坂を車で登るっていた時から 先輩はなんとも言えないような嫌な感触が内側から沸き上がってきたと言います。
まるで、胸を締め付けられるような気持ちだったそうです。
不調な気分のまま、約束をしていたお客様のご自宅に何とかたどり着いた先輩は、 出迎えてくれたお客様の後ろに小さな子供が隠れるようにいたのを見つけました。
先輩は、お客様にお子さんいたかしら?と違和感を覚えてたままリビングに通され、 早速何時ものように保険内容の確認や新しい商品の説明などしたそうですが、 その最中も後ろから視線を感じ、坂を登っていた時に感じた 気持ち悪い感触が込み上げてきたと話していました。
吐き気を感じた先輩は、お手洗いを借りてトイレに駆け込んだ時に トイレの便器の中から無数の腕が 伸びて先輩を掴もうとしたそうです。
窓にはさっき見た子供の顔が張り付いており、 耳が無くじっと先輩の顔を見ていたそうです。先輩は 固まったまま暫くは動けずにいたそうでお客様に声を掛けてもらい やっとトイレから出たそうです。
先輩は霊感がある方で今までも何回か恐い思いをした事があるようですが、 お客様のご自宅での体験は初めてですしこれ程ハッキリとした体験は無かったと話していました。
その日はもう仕事をする気力も無くそそくさとお客様の家を後にし 暫く訪問は控えていたそうですが、 後日、お客様からの電話で先輩の様子を心配してなのか あの錦ヶ丘一帯の心霊現象などの話を聞かされたそうです。
昔あの周辺は死刑場でたくさんの方々が残虐に殺された所で、 現在も様々な心霊現象があるそうです。
先輩の錦ヶ丘での心霊体験以外では、 アウトレットに勤務する友人の夫が毎晩ベットの下からどんどんと叩かれ不眠症になったり、 アウトレットのトイレにはお札が貼られている話など、 錦ヶ丘は知る人ぞ知る恐ろしい心霊スポットです。
恐怖体験した日、お客様のガレージに駐車していた先輩の車の後ろの窓ガラスには 小さな子供の手形がくっきりとついていたそうです。
作者らうみ。
ネットからのコピペです。
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