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最初に言うがこれから話すのは怪談というより奇妙な実話だ。
多少の乱文等は許してくれよな。
じゃあ本編にいくぞ、その奇妙なことがあったのは、
俺が高校2年の頃のお盆の頃で、クソ暑い日だったんだよ。
俺は実家に帰省していて、そこは田んぼや山ばっかで
俗に言う、部落を良くしたようなもので
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こんなウザいくらいの蛙の声と鳥の声しかしない
いわば自然しかない場所なんだ。
ただ、そんな場所にも1つだけ神社はあった。
神主もいないし、境内もあるのに錆びれてしまって
いる神社。壁に穴が空いているのも見えるほどだ。
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この神社は実は俺が実家に帰省した時、毎回
決まって掃除している神社である。
神社好きもある、幼い頃から縁に座り牛乳を
飲んだり、遊んだりさせてもらった代わりと
言ったらおかしいが、そういう気持ちもあった。
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そして今回もいつも通り掃除を終え、参拝し
鳥居を出て帰ろうとした時・・・
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shake
神社の木がうねるくらいの
凄まじい突風が吹き荒れた。
その時、俺は、「通り雨かな?」くらい
しか考えず、実家に帰った。
何事もなく実家にいたが、この奇妙なことに
気付いたのは、その日の夕食の会話だった。
俺「昼間の風強かったよね?」
他「いや、今日風吹いてないでしょ」
他「雲一つない青空だしな」
他「そもそもそんな風吹いてたら洗濯物
どうなってると思う?」
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俺は無言になるしかなかった。
泊まった次の日、日課なので神社に
行こうとすると近所の婆ちゃんに逢った
俺は一応と思い・・・
俺「おはようございます、昨日突風
吹きませんでした?午後3時頃だと
思うんですが・・・」
婆さん「んにゃ、昨日は午後はずっと畑
行っとうたがわからんかったね~」
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もう俺は認めるしかなくなった
ではあの風は何を言いたかったのか?
25歳になっても無事な自分、
神社も無事です、かなり身近な親戚に
危篤もないです・・・
歩いてたし、木揺れてたし勘違いも・・・
これが神風なのかと思いました。
作者蓬莱輝
初めての投稿です、思ったより
長くなってしまいました
申し訳ありませんでした