いざ、カラオケへ! 後編
「あ〜死神さんと、死に損ないの人〜!」
メタボな腹を激しく揺らして叫ぶ
俺はブチっときて「あんだと!?誰が死に損ないだ〜!?」
俺は会計をやめて店員に指示する
「延長で!!」
俺と弟、死神はキューピッグの部屋に入っていった。
「だ、れ、が、死に損ないだ?」
キューピッグはマイクを持ったまま
「真実でしょ?まあいいや!歌いましょう!」
キューピッグはマイクを握り
ラルクの歌を歌い始めたが…
4分後…「ふぅ…」
「うま…い。」「やば」 「…。」
それからキューピッグ、死神はカラオケバトルを繰り広げた。
長い戦いを繰り広げた両者は、疲れ果てた。
「やりますねー死神さん。」
「いやいや、あなたこそ。」
数時間後…
俺と弟はフライドポテト、ピザを食べて寝ていたところを起こされた。
キューピッグ、なぜか酔ってる→死神は満足した顔で
「帰りましょう(・ω・)ノ」
俺と弟は眠そうな顔で頷く
「やっと終わった?」
そして部屋を出て会計を済ませようと値段を聞いた
店員はニッコリ笑い
「15万5500円です」
……ハァァァァァァ!?
なんだと?だって、フライドポテト、ピザだけだぜ?それでも3000円超えるか越えないくらいのはず!!
弟はレシートを見て
「あ…」
俺はレシートを奪い
注文履歴を見た
ナポリタン×5
ピザ×6
フライドポテト×5
赤ワイン×3
日本酒「鬼斬り」×5
デザート盛り合わせ×9
たこ焼き×16
手羽先×20
テキーラ×26
etc…
延長9時間
俺は財布から震える手で金を出した
弟は心配そうに俺の顔を見ていた
「◯してやる…あのキューピッグ、死神を…フザケルナァァァァァ!!」
俺の顔は真っ赤になり酔い潰れた死神を掴み空に向かってフルスイングした。
砲丸投げの如く、キラーンと光って消えた、
キューピッグは翼を広げて逃げようとするが俺は、メダカ専門雑誌で叩き墜とす!バッチコーーーン!!
「ギャァス!」
俺は鼻から湯気が出るんじゃないかと思うほどブチ切れた。
「もう知らん!」
あとから二人は玄関の前で正座してましたとさ20時間くらい(爆笑)
めでたしめでたし、続く。
作者SIYO