忘れた頃のアイツ
死神との長い生活の中で
ある存在を忘れていることに気付いた。
あれ?最近、キューピッグを見ないな。まあ、居なくてもなんら影響も無いし平和だな。
…聞こえますか?
^_^?「ん?なんか聞こえたような、あ!きっと空耳だな!」
…聞こえてるんでしょ?
^_^?「いやいやナイナイ!」
…おい!聞けよ!!
^_^?「はぁ?」
…あ、ごめんなさい、聞いて下さい!お願いします。
(´・Д・)」「はいはい、さっさと姿を現せよ。」
ゆっくりとカッコよく壁を通り抜けて現れる
^_^「久しぶりですね!元気でしたか?」
俺は尻を掻きながら
「お前が現れるまで、元気だったよ」
キューピッグは汗を流しながら
「今日はお願いがあって…」
( ^ω^ )「ムリ!」
「実は…」 ( ^ω^ )「やだ!」
キューピッグは黙り込みうなだれる
「わかったから、聞くから何?」
キューピッグは小さな袋から
四角い包みを取り出し高く掲げる
「さあ!あの時の屈辱を晴らす時だ!覚悟するがいい!」
(´・Д・)「あの時のって何?」
(´・Д・)「えっ?ゲームセンターの格闘ゲームで私がボロ負けした復讐ですよ!」
(´・Д・)」「まだ根に持ってんのかよ…」
∑(゚Д゚)「今度こそ!私が勝つ!」
俺はキューピッグの失態に気付いて
指を差して爆笑する
「キューピッグ…PSⅣが無いのに
格闘ゲームができるかー!笑」
(゚Д゚)!「んだとーー!持って無いんですか!」
(´・Д・)「あるわけないじゃん。ゲームセンターでやるほうが楽しいもん。」
………。
……。
(´・Д・)「おい、早く買ってこいよ。PSⅣを。やりたいんだろ?」
( ; ; )「そ、そりゃやりたいですよ…もうお金が…」
∑(゚Д゚)「お前、天使だろ?恋愛の天使?だろ!?魔法でも使ってなんとかしろよ」
( ; ; )「いや、さっきの壁すり抜けで魔法を使いきりました…」
(´・Д・)「お前…本当に天使か?
オタクでパンイチの翼の生えたオヤジでいいのか!」
∑(゚Д゚)!「違う!私は誇り高きキューピッド!しばし待たれよ!青年よ!天界に行ってくるでござる!」
(´・Д・)」「どれくらい掛かる?」
(=゚ω゚)ノ「1時間くらいで戻ります!」
(´・Д・)「……。あ、そう。」
(=゚ω゚)ノ「では、また会おう!」
キューピッグが天界に帰ってから…
2日経った…天界から死神は帰ってきたので、念願の弟と沖縄旅行に行ってきた。
4日後…
(=゚ω゚)ノ「待たせたな!!さあ!勝負だ…って、あれ!?」
「死神と彼なら沖縄旅行に行っておるで(´・Д・)」
∑(゚Д゚)「ファァァァァァァ!!」
(♯`∧´)「うっさい!黙れ!っていうか餌をくれんか?」
めでたし、めでたし。続く。
作者SIYO
いつも、ご覧いただきありがとうございます(=゚ω゚)ノ
何話目なのか忘れました(=゚ω゚)ノ
数えられる話数なんですけどね∑(゚Д゚)
本当に貴重な「怖い」、活力になるコメントを
ありがとうございますヾ(@⌒ー⌒@)ノ