カラン
カラン
カランカラン
カランカランカランカランカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラ、ポテン…
あーだめだ!やっぱりうまく回れないなぁ(´Д` )/ よし!もう一回だ!
カランカランカランカランカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラ… ポテン…
うーダメだ!どうしてもこのスピードに足がついていかない、振り飛ばされちゃう!これはもっと練習が必要だな…んっ?うわ!!
ポテリン…
び、びっくりした!急に覗き込むんじゃねーよロビン!∑(゚Д゚)/ハァハァ、いきなりドアップの顔面近付けやがってよ!
カサカサカサカサ
ふー落ち着く…やっぱり広葉樹マットの穴ん中が一番落ち着くわ!ふぅ…しかしあの野郎だらしない顔してやがったなぁ、僕を見る時の緩んだ顔っププw!
…
…
5時間後
ふぁー良く寝たもう夜か?ムニャムニャ…(*_*)/ 腹へったな飯!飯!
カサカサカサカサ
あっくそ!ロビンの野郎、餌箱にヒマワリの種入れてくれてねぇじゃんかよバッキャロー!!最近ミルワームもくんねーし、ペレットだけじゃ物足りねぇんだよ!
んっ?あいつスマホ片手にニヤニヤしやがって何見てんのかな?えっ?嘘!パンツ脱いで何してんだよあいつ?!汚ねえ!変なモン出してんじゃねぇよこの馬鹿ちんが!!
ピンポーーン♪
「ひっ!!な、なんだよ!誰だよ?!はーい、どなた?」
ん、誰か来たのかな?
ガチャリ
てか、アイツいま絶対にエロい動画見てたよな?チャイムが鳴った瞬間、邪魔されたのがそんなに悔しかったのか ( *`ω´)/ ←こーんな顔してやがったしw
ガチャリ
「お邪魔しまーす♪」
あっ夏ちゃんだ!久しぶりじゃん!ヒャッホー♪
カサカサカサ、カランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカラン…ポテン…
「あらあら、マモルったら相変わらず回し車まわすのが下手なんだねー♪」
「 あらあらじゃねぇよ夏美!来るんだったら電話ぐらいしてこいよな!俺も色々用事があって忙しいんだからよ!ブツブツ」
「 な、何怒ってんのよ兄貴?全然忙しそうに見えないんだけど、何してたの?」
「 うっ!てかマモルって呼ぶんじゃねぇよ。こいつには俺が名付けた「タイヨウ」って名前があんだからよ!」
「 はっ?何言ってんのよ?マモルが亡くなってからというもの、いつまでも寂しそうにしてたから、態々マモルに似た「ハムちゃん」を探してきてあげたんじゃない!
ほら、黒い毛並みに右脚だけ白い所とか、ポッチャリしてる所とか、ほんとマモルにそっくり♪ 可愛いよね♡」
似てて当たり前だよ夏ちゃん、僕マモルの生まれ変わりなんだもん…
「 べ、別に頼んでねーしな!俺は別にこんな「ネズミ」に何の興味もねーんだよ!てか、お前がこいつ飼えばいいじゃねーかよ!最近、こいつの家の藁のせいでアレルギーが出て、咳がとまんねーんだよ!うっ、ゴホゴホゴホ!!!」
「 …ワザとらしいわね、じゃあ新聞紙とかにでも替えたらいいじゃない!てかネズミとか言わないでよね!ハムスターよ、ジャンガリアンハムスター!
ほら、マモルも怒ってこっち睨んでるわよ!」
(*`へ´*)
「 ………… 」
「 よしよし可愛いねマモル♡ はい、この煮干しとチーズはお土産ね!」
カラン
ヒャッホー!動物系タンパク質だ!ありがとう夏ちゃん!!
カリカリカリカリ、カリカリカリカリカリカリ、カリカリカリカリ…パクパクパクパクパク!!!
「 す、凄い食欲ね!兄貴ちゃんとマモルにご飯あげてるの?こないだよりもちょっと痩せたんじゃない?」
「 うるせーな!ちゃんとやってるよ飯ぐらい!てかお前何しに来たんだよ?俺には土産もなしでよ!」
「 ああ、ちょっと近くまで来たから寄っただけよ、下に彼氏待たせてるからもう行くね♪ じゃあね〜マモルまた今度ね♡ 」
えっ?モグ、フガ…夏ちゃんもう行っちゃうの?モグモグ、フガ…(*_*)/
「 お前いつの間に彼氏なんか出来たんだよ?なんだリア充かよ糞ウゼぇ!!帰れ帰れ!彼氏に宜しくな!シッシッ!」
「 何よ!言われなくても帰るわよ、てか兄貴、この部屋… なんか湿っぽいし嫌な匂いがするよ。また家賃安いからって借りたんじゃないの?方角も悪いし、あの台所の辺りが特に気持ち悪いわ… 」
モグモグ…さすがは夏ちゃん鋭いね!
「 お、お前!人んち来て帰り際に何言ってくれてんだよ?!大丈夫だよこの部屋は。今まで金縛りにも遭った事ねぇし家鳴りも無え、ちょっと掃除しても消えねー匂いがあるぐらいじゃねぇか!
お前、失礼な事ばっかいいやがって、妹じゃなきゃブッ飛ばしてるとこだぞ!!」
「 へー兄貴、私に勝てるとでも思ってんの?( ´Д`)y━」
「 ………… 」
「 まあ、今日は帰るけど早く引っ越した方がいいわよ!マモルもいるんだし、ここにずっと居たら体調崩すの間違いないから… 咳が出るのも多分藁のせいじゃないと思うよ。じゃあまたね♪ 」
ガチャン
「 …ふぅ夏美の野郎、適当な事ばっか言いやがって!さぁさ続き続き♡…ひひ…」
うぎゃ!ロビンの野郎!またパンツ下げやがってヤメろ!こっちは食事中だぞこの野郎!!!モグ、フガ…(*_*)/
カランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカラン…ポテン…
「 あらあら、タイヨウちゃんどうちたんでちゅか〜? ちょっとボク集中ちたいから静かにちててくだちゃいね〜」
ヤメろやキメぇ!その赤ちゃん言葉どうにかなんねーのかよ?!!んっ?なんだ?…何か嫌な匂いがして来たな、鉄が錆びた様な…ロビンは気付いてねぇのか?
かちゃ
かちゃかちゃかちゃ
なんだこの音は?台所の方から聞こえるぞ…
かちゃ
かちゃかちゃかちゃかちゃかちゃかちゃかちゃかちゃかちゃかちゃかちゃかちゃかちゃ
カチャン
うわ!ドアが勝手に開いた!!
おいロビン!後ろのドア開いてんぞ!おい気付け!今家にはお前しかいねー筈だろ!
カランカランカランカランカランカランカランカランカラン…ポテン…
「 ちっ!本当にうるせーなタイヨウは!! 全然動画に集中出来ねーよ!ほら早く飯食って巣穴にでも入っちまえよ!ほら!」
て、テメー!!!何呑気な事言ってんだよ馬鹿が!後ろだよ後ろ!なんだアイツは女か?!うわっ包丁持ってるし!やべえ!早く気付けよ殺されんぞロビン!!
カランカランカランカランカランカランカランカラン…ポテン…
「 ちっ!しつけー野郎だな!ふぅ、もういいよ!ちょっとビールでも買ってくっからそれまでには寝ててくれよな!」
ガチャン
なんだ、ロビンにはこの女が見えてねーのか?普通に女のカラダを擦り抜けて行きやがった…
って事はやっぱりこいつは生きた人間じゃねーんだな。まぁこの酷い匂いと、顔だけボヤけてる所なんか見ると当たり前か…
うわっ!な、なんだお前!こっち来んじゃねーよ!!
『ぎゃはははははは!!! 』
ひ、ひぃ!
カサカサ
や、やべー!この女マジやっべー!硝子いっぱいに顔押し付けてきて大笑いしやがって!
それになんだよアイツの目は?デカくなったり小ちゃくなったり!あんな恐ろしい目、長く見てたら絶対に気が狂っちまうな…
あれ?アイツどこ行った?
…
…
ガチャリ
「 ただいまー♪ うわ!な、何だよこれ!」
あっ、ロビンの声だ!
カサカサ
「 なんでテーブルの上に置いてた携帯の画面が割れてんだよ?だ、誰かいんのか!」
あの女だろ…(*_*)/
「 あれ?うわタイヨウ!お前大丈夫か?ゲージの硝子ベトベトじゃねぇか!何だよこのネバネバした液体?!」
僕は大丈夫だよ。
「 あっ!起動しねぇ!電話壊れた!最悪じゃねぇかこん畜生!!!」
だから電話どころじゃねぇんだよ馬鹿ちん!気付けよほら!本当に見えてねーのか?ベッドの横の姿見ん中で、腹抱えて笑ってんじゃねぇかあの女が!!
「 くそ!電話がこれじゃ眠る前にスッキリ出来ねえじゃねえかよ!くそ!くそ!くそ!!」
あーあ、とうとう言っちゃったよコイツ!また「女性読者」に嫌われたな…確実に…フガ…
パリーーン!!!
「「うわ!!」 」
「ビビった!!なんで急に鏡が割れたんだ?!」
お、おいロビン!この女はマズイ!本気でお前に取り憑きにかかってるぞ!逃げろ、ほら早く!逃げて夏ちゃん連れてこい!早くしねーと割れた硝子ん中から頭が這い出てきてんぞ!ヤバイヤバイヤバイ!いい加減に気付けよこの馬鹿ちんが!
「 うっ、ゴホゴホ!!!また咳がゴホゴホ!苦しい!おェ〜ゴホゴホ!!!」
うわっ!もう胸まで出てきてる!やべえよやべえよ!どうすりゃいいんだよ?今回は前(前世パグ犬)みたいな力も無いし僕じゃ助けらんねーよ!!
カランカランカランカランカランカランカラン…ポテン…(*_*)/
ピンポーン♪
ピンポン、ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン!
ガチャ!ガチャ!ガチャ!
「 兄貴ーー!!いるの?いるんだったら早くここを開けて!!早く!!」
な、夏ちゃん!!∑(゚Д゚
「 うっゴホゴホ!な、夏美か?ゴホゴホ、ゴホゴホ!!なんだ?足が、足が動かねーぞ!!ゴホゴホ!!」
女に掴まれてんだよお前は!早くその手振りほどいてドア開けんだよ!!
『…イッショにイコウ…』
ほら!早くしねぇと刺されるぞ!ほらあの包丁でブスッと足刺されっぞ!!早くしろ!早く!早くーーー!!!…フガ…(*_*)/
「 ゴホゴホ、だ、駄目だ足に力が入らねぇ!!!ゴホゴホ!!」
バッキャローーー!!!
カランカラン…ポテン…(*_*)/
『ぎゃはははははははははははははははははははははははは!!!』
バターーーーン!!
あっ!夏ちゃん!!
「 色に引き寄せられた色情霊よ!!兄貴から離れ、この部屋からも退散せよ!!観自在菩薩〜行深般若波羅蜜多時。照見五蘊皆空。度一切苦厄。舎利子。色不異空。空不異色。色即是空。空即是色。受想行識。亦復如是。舎利子。是諸法空相。不生不滅。不垢不浄。不増不減。是故空中。無色無受想行識。無眼耳鼻舌身意。無色声香味触法。無眼界乃至無意識界。無無明。亦無無明尽。乃至無老死。亦無老死尽。無苦集滅道。無智亦無得。以無所得故。ふー、ちょっと休憩… 」
『ぐ、ぎぎぎぎ!!!』
「 菩提薩垂。依般若波羅蜜多故。心無罫礙。無罫礙故。無有恐怖。遠離一切顛倒夢想。究竟涅槃。三世諸仏。依般若波羅蜜多故。得阿耨多羅三藐三菩提。故知般若波羅蜜多。是大神呪。是大明呪是無上呪。是無等等呪。能除一切苦真実不虚。故説般若波羅蜜多呪。即説呪 羯諦羯諦。波羅羯諦。波羅僧羯諦 菩提薩婆訶。般若心経…えっと、続きはと…カサカサ…あ、終わりだ(*_*)/ 」
『ぎ、ぎぎぎぎいいい!!! 』
夏ちゃんそれって般若心経?
そんなもんが効くの?でもなんかこいつ結構苦しんでるね♪ もっとがんばれー!!
「 こ、この後は分からないけど!これ以上兄貴に付きまとうんだったらこっちにも考えがあるわよ!さぁマモル!コッチに来なさい!」
えっ?ぼ、僕が?
ガサリ!
うわ!やめて!何すんだよ夏ちゃん?!
「 見て!この犬…ごほん!いえ、このハムちゃんは前世で夏目住職から法術をかけられた魔犬…妖犬…いや、神犬…違う…神ハムよ!!
この子の力は生まれ変わった今でも衰えていない筈、貴方にも分かるでしょ?!」
え、マジなのそれ?∑(゚Д゚
『ぐ、ぎぎぎぎ!!!ああうう!! 』
「す、すげー!タイヨウの身体が紫色に発光してる!!」
「 そう、この子は夏目住職と同じぐらいの力を持ってるの!その気になれば貴方を永遠に封印する事すらも可能よ!それが嫌なら直ぐにこの「変態兄貴」から手を引きなさい!分かったわね?!!」
「へ、変態?!!!」
『ぐう、ぐぎぎぎ!!で…これで…スムと…おもウなよ…小娘!!』
「あら、生憎もう二度と貴女とは会いたくないわねw さようなら〜♪ ( ´ ▽ ` )ノ」
な、夏ちゃん!!
「 さあ!消えてしまいなさい!このズベ公が!!!」
う、うわ!顔近づけないで!気持ち悪いんだよこの女!!
『ぐぐ、ぐぎぎ、ぐぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
あああああ!!
…ああ…
…
…
…
「 兄貴!兄貴!」
「 …んっ?何だぁ?」
「 ほら早く起きないよ兄貴!」
「 ん?あれ?夏美か?はっ!!助けてくれたんか夏美?!」
「ええ、ただ私じゃなくてマモルがねw!」
「はっ?マモル?何訳の分からない事言ってんだよお前?てか、さっき誰かに足引っ張られて散々だったんだ!お前が言う通りこの部屋はマジでやべえかもな!やっぱり引っ越そうかな…」
「 もう引っ越さなくても大丈夫だとおもうよ、マモルとさえ一緒にいればね♪」
「 何だよさっきからマモルマモルって?えっ?もしかしてあいつまた俺を助けに来てくれたんか?あいつ背中に羽根はえてただろ?!ちくしょう!俺も会いたかったぜ!!…ひひ…」
「 何言ってんのよw 会ってんじゃん今も… はい、この子♪ 」
「 はいこの子ってお前…これはネズ…いや、タイヨウじゃねぇかよ!何言ってんだよお前?アタマ大丈夫か?」
「 だから、この子がマモルの生まれ変わりだって言ってんのよ!」
「生まれ変わり…?俺を馬鹿にしてんのか夏美?いくらなんでも犬がハムスターに生まれ変わるなんて信じらんねーよ…ひ…」
夏ちゃん、今の話本当なの?
「 えっ?何マモル?前と違って声が小さいわね!体がチビだからかしら?…(^^;; 」
僕の声、夏ちゃんにはまた聞こえてるの?
「 うん、微かにね。でも耳で聞いてるんじゃないのよ!実は私にはペットショップに行った時から聞こえていたのよアナタの声が…
最初はまさかと思ったわ、またマモルに出会えるなんて奇跡としか言いようがないものね… でも抱き上げた時に確信したわ!
間違いなくこの子はマモルだって!」
う、グスン
夏ちゃん…僕嬉しいよ…有難う見つけてくれて!
「 いいのよマモル…また家族になれたわね♪ ハムちゃんの寿命は短いって言うけど、アナタなら二十年は生きれるでしょw?これからもよろしくねマモル♪ 」
うん、頑張って長生きするよ。
「 おいおい夏美、お前どっかで頭でも打って来たんか?何さっきから一人でブツブツかましてんだよ?一緒に病院行ってやろうか?」
「 う、うるさいわね!助けて貰っといて何よ!人を○○○イ扱いして!」
多分、こいつ(ロビンM太郎.com)には何を言っても無駄だよ夏ちゃん…
「 そ、そうね…てか兄貴!一人で変な事ばっかするのはいいけど、ちょっとは控えなさいよね!また変なのが寄ってくるわよ!分かった?!」
「 …へ、変な事?///」
お○○○だよ!馬鹿!! 白々しくとぼけやがって!
「 今回はあの人も引いてくれたみたいだけど、独身の一人暮らしはあんなのが寄って来て憑かれやすいから気を付けるんだよ!分かった?!」
「 いや、分かるも何もさ、全然分かんねぇよ…変な言いがかりつけてんじゃねぇよ、俺がいったい何をしたってんだよ!?///」
「 お○○○よ!!言わせんなや!」
「「 はぅわ!!!\(゜∀。*)ノ」」
「てか兄貴、最近部屋で変な事とか無かった?」
「 えっ変な事?んーあ、そういえば出した筈のないビールが炬燵の上に置いてあったり、風呂がピカピカに磨いてあったり、超エロい夢みて朝起きたら、8年振りにち○ち○がデカくなってたな!朝勃ちだ!いやいや、あれには流石の俺も驚いてしまったよ!はっはっはっ!!」
ドグッ!!!
「 か、かは!!!」
「 何回も言うけど、とにかくそういう霊体は悪霊に変わりやすいし、直ぐに連れて行こうとしたりするから気をつけて!って言ってんのよもう!!」
「 …ぐぅ…な、なかなかいいヒジ持ってんじゃねぇか夏美、更に腕上げたんじゃねぇのか?…うう… 」
「 もう私帰るからマモルの事頼んだわよ!また時々見に来るからね!」
えっ!もう帰っちゃうの夏ちゃん!嫌だ!僕も連れて帰ってよ!
「 うん、私もそうしたいんだけどマモルには兄貴のそばにいて欲しいの… また兄貴がピンチになったり、何か良くないモノが憑いた時には私を思って念じて。
どんなに離れていても微かにマモルの気持ちは伝わるからさ! 今回もマモルの声が聞こえたから助けに来れたのよ、これからも兄貴にはマモルが必要なの…お願いマモル 」
そ、そんな〜 (´Д` )/
「 な、夏美…やっぱ病院…」
ドグッ!!!
「 ぐはぁ!!!」
…
…
…
2か月後
カラン
カラン…
カランカランカランカランカランカランカランカラン…ポテン…
カサカサ
カリカリカリカリ…
んっ?はっ!!∑(゚Д゚) またロビンの野郎おっぱじめやがったな!凝りねぇやつだよアイツは!
「 …ひひ… 今日の「オカズ」はどうすっかな〜♪ たまにはイレギュラー的に洋物なんかもいいかもな…ひひ…おっ!!こ、これは…まじか!!」
ちっ!ニタニタしやがってドスケベ野郎が!あんな事ばっかしてるからまた呼んじまってるじゃんか…
昨日からずっと窓の外から覗きこんでるあの女…
ここって確か4階だから、あれは宙に浮いてるって事だよな?うん、間違いなくあれは幽霊だな!
「 ま、まさかコイツがAVに職替えするとはな!…くくく…流石のロビン様でも読めなかったぜよ!…ひひ…」
さあ、またロビンが足を引っ張られる前に送信だ!
おーーい!夏ちゃん、夏ちゃん、夏ちゃん、ロビンがピンチだよーー!!!
パリーーーン!!!
「 うわ!な、何だこの女!や、やめろ!近寄るな!お、おい足を引っ張るんじゃねぇよ!
ち、違う!
それは「足」じゃ無えええ!
うぎゃああああ嗚呼ああああああ!!!」
【了】
作者ロビンⓂ︎
ある方のリクエストにより復活させました。やあロビンミッシェルだ。
セリフ主体なので読み辛いかもしれませんが、良ければお付き合い下さい…ひひ…