私は、最寄り駅でおりた。
そして、いつものように急な坂を、登っていた。
その時、背後からコツコツ、ゴツゴツ、グチャグチャという音が聞こえた。
その坂は、昼間でも人などほとんど、通らない。
かぎって、こんな真夜中に人の足音など。20年ほど、通っていたが、今まで一度も聞いたことない。
そして、とっさに後ろを振り向いた。
すると、自転車に乗っていた男がいた。その後にも、誰かがいる。よくよく目をこらして、見てみたとき、電気の明かりが、ピカッピカッとうっすらと、ついた。
その時みたものは、男の、後ろにいたのは、おばあさんで、爪で男の目玉などを、くりむいていた。
さらに、男の顔は、焼死体のように口を大きく開けて、うなり声をあげていた。私はなにも声が出なかった。私は、一目散ににげた。そして、おばあさんが、言った。「次はお前だーーーーー!!!」と、、、。
グチャグチャグチャグチャ、、、
作者ニナメリ