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つきまとう女の霊(実話)

短編2
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つきまとう女の霊(実話)

僕が3歳頃の実話

お母さんは、弟を呼び僕も呼び弟はベビーカーに乗せ買い物に行きました。

外に行くと何だか二階のベランダから気配が感じるのです。

パッと見ると白い服を着て髪をたらしている女の人がいました。

その時はまだ、霊など分かってなく気にしませんでした。

自宅の近くには3階建てのでっかい病院があります。

そこの二階にまたしても気配が感じるのです。

そこに視線をずらすと、今度は白い服で髪をたらしている、女の人がこちらに手を振っていたのです。

その時は、「見ないほうが良い。」

そう思ったのです。

買い物が終わり、帰る途中に悲劇が起こりました。

お母さんは、病院の前(外)にある自動販売機ベビーカーを止まらせ、僕を外の椅子に座り休憩しました。お母さんが飲み物を買っている途中に!

ベビーカーがひとりでに走り始めたのです!

お母さんもそれに気付き追いかけました。

ここで気付きました。

僕の家は二階でこのまま走り続けたら階段の段差にぶつかり弟が衝撃で死んでしまう。

そう考えたのです。

お母さんは、ぶつかる前に大急ぎで止めました。すると

「ワタシノムスコヲカエセ!」

階段の上からあの白い服を着て髪をたらしている女の人がうめきながらこちらに向かってきたのです!

お母さんは悲鳴を出しつつも近くの神社まで行きお祓いを頼みました。

お祓いをしてもらうとまるでさっきまでの焦りが消えた気が僕はしました。

元々僕たちが住む前の自宅で、夫に出て行かれたシングルマザーの女の人がいました。

その女の人は生活に苦しくなってしまったらしく息子を殺してしまいました。

そのあと、その女の人も首吊り自殺をしたそうです。

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