昨日彼が死んだ
彼の運転する車が大型トラックと正面衝突
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「彼が何か悪い事した?」
「神様ってこんな残酷なの?」
「何で私の彼なの?」
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「彼のいない生活なんて考えられない。(涙)」と、ナイフを持とうとした瞬間
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「た、助けて・・・」と、かすかな声・・・
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「幻覚?幻聴?」
「どこ?どこなの?」と
ふと目を開けるとそこは死体安置所、そして目の前にはグチャグチャになってる彼の死体が・・・
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現実の死体はどんなホラー映画よりも恐ろしく、無残で残酷でその死体からの助けての声に
「もしかしてまだ生きてんの?」と
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それまでの彼に対する気持ち!
彼の死を受け止めれなかった自分!
彼のもとに私も行こうとさえ考えてた事!
そんな気持ち、全て吹っ飛ばすにはお釣りがくる程の迫力がありました。
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その余りの恐怖に私はその場で気を失い・・・
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何時間ぐらい眠っただろう?
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・・・目を覚すと
目の前には、またグチャグチャになったままの死体と、今度は火葬場にいる私
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「えっ鏡?」
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続いて交通事故のニュースです
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2日未明、トラックとワゴン車が衝突炎上する事故が起きました。
事故当時○○容疑者男性(25歳)の運転した車は、
時速100キロ以上の猛スピードで運転しカーブを曲がりきれず対向車線から来たトラックと正面衝突し
トラックを運転してた○○さん(36歳)が死亡しました。
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警察では飲酒運転の可能性もあるとみて○○容疑者の意識が回復しだい詳しく事情を聞くと思われます。
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なおワゴン車に同乗してた人物の遺体は損傷が激しく現在性別は不明との事です。
作者DQ