あれは私が神父になる前の話です
私は神父になる前は
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神や悪魔などの類は信じていませんでした今考えると
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とても愚かな事です!
その頃私は仕事で失敗し、彼女も失い
とても孤独だった。
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しかし仕事をしないと生きていけない。
だから、しょうがなく小さなタクシー屋
運転手でその日その日を生きていた。
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ある朝、私にとって
それは試練の日だった。
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職場に向かう途中、奇妙な占い師に出った、何が奇妙かと言うと
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「無料でいいから手相を見せてくれ」
と占い師が突然言ってきのだ
俺は気味が悪くなって逃げようとしたが
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なぜだか逃げられなかった。
私は観念して手相を見せた、
shake
その瞬間に占い師が言った言葉が頭から
離れない。
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「君の人生はとても愚かな人生だ
しかし私の言う事を聞けば!
このくだらない人生を変えられる」
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と言って紙を出して、教会の名前を書いて私に渡してきた。
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占い師いわく、そこに行けば真実を
知れると言った。
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よく考えたが私には理解できず
行くのをやめた
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時間が過ぎ昼頃に
タクシーの予約が入った、あの占い師が予約してきのだ
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行き先はあの教会
着くまでに昔話を聞いた
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悪魔と真実の戦いとか言うものだった
話が終わった時には
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いつのまにか
教会に着いた私は車を止め占い師から料金を貰い見送った!
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shake
いや、見送るはずだった!
私はどうもあの占い師の事が気になり
付いていった教会の中には
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大きな絵があった!その大きな絵には
目を閉じた女の人が描いてあり
とても綺麗だった
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いや綺麗としかいい表せなかった
占い師を見つけ私は興味が沸いた
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と言うと占い師は少し嬉しそうになり
イキイキと話始めた!
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話を始めてからだいぶ時間が経ち
夜になった
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占い師は悪魔を見せてやると言い
地下室へ案内してくれた
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中は暗くて誰かに見られてるような気がした
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少し地下室を進むとでかい檻が見えた
檻の中には綺麗な女の人がいた
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教会の中にあった絵にそっくりな女だった
占い師が言った「これから私を誘惑したこの悪魔を殺すと」
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shake
女は椅子に座っていて目を閉じていた
占い師がポケットから銃を取り出し言った
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「この女は商売女として私を誘惑して
金銭をむしり取ろうとしたよってその罰で死ねー!!」私は驚いた!!
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殺すまではないだろうと
言おうとした、だが遅かった。
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撃った弾丸は
悪魔に当たらず占い師の頭に当たった
その瞬間悪魔がイヤあの女が目を開けた
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真っ赤な目だった!
私は一目散に出口まで走って逃げた
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そして扉を開けようと
したが開かなかった!その間にも
ズズス、ズズス
とあの女が近づいてきている音がした!
shake
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落ち着くために一回深呼吸をした
その時に見てしまった
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あの絵に書いてある
女の目が開いてるのを
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私は驚いて一目散に逃げた、
スンナリ扉は
空いた!すぐ車に乗って鍵を探した
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鍵を見つけ車のエンジンをかけたふと
隣を見ると
隣の席にあの女が真っ赤な目で私を見てる
shake
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私は車をでて森の中へ走った
息つく間も無く走った
途中で声が聞こえた、
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「走りなさい、生きる為に走りなさい」
その声は占い師の様だった
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その後私は警察に保護され
あの時の事を全部話した!占い師の事も
絵の女の事もすべてだ、しかし
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占い師の戸籍などこの町の
どこにもなかった!
あの時占い師が伝えたかった事が
気になり私はあの教会を訪れる事にした
しかし何も出てこなかった
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今、私はあの占い師の事や
あの悪魔と戦った事も知りたくて神父になった。
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道はまだ遠い
最近誰かに見られてる気がする
多分あの悪魔だ
誰かにこの事を伝えなきゃいけないな
作者神父
初めて作った話です良かったら感想と
こうしたらいいよーと感想お願いします