僕の家は貧乏だ
これでもかというくらい貧乏で、毎日食べていくのにも一苦労。
僕は両親と住んでる。三人家族だ。
両親は晩婚で、僕は18歳なのに対してもういい歳だ。
できる仕事も限られて、収入も少ない。
なのに、一生懸命育ててくれたこの両親に恩返しがしたい、楽をさせてあげたい。僕がお金稼げれば。
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そんなとき、ある男と出会った。
男「あなたの眼球、二つくれたら3000万円お上げします。」
僕は、こんないい話はないと、自分の体を犠牲にしてでも楽をさせてあげたいと、すぐにその話を承諾した。
後日、手術を行うことにした。
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手術は無事成功。
3000万円を約束通り渡された。
僕は目が見えない。
大量の札束を手にした僕は、この上ない達成感、優越感を抱いた。
けど、僕は目が見えない。
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僕はふと思った。
これ、ほんとに一万円札?
案の定、一万円札大に切られた新聞紙だった。
作者みずき-3
いろんな詐欺があるもんですねー。