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彼女が死んだ。
突然の交通事故だった
僕と彼女は仲が良くて、毎日会って、Limeでも毎日連絡を取っていた。
僕はほんとに悲しかった。
また話したい。僕はあるアプリを作ったんだ
今話題のAI。
彼女と同じような返信をしてくれるんだ。
おはようって言うと、おはよう!〇〇!
おやすみって言うと、おやすみ!〇〇!
本物みたいだ。本当に話してる気分になる
僕はふと、自然と聞いたんだ。
しばらくあってないね、いつ会えるの?
すると
彼女:あと1週間後に迎えにいく!!
やっと会えるね、私もさみしかったんだ!
と返ってきた。
彼女は死んだんだ。会えるはずないんだ。
そう分かってはいたけど、普段通りの自然な返信で、凄いなAIは。
と、思うくらいだった。
でも、ほんとに彼女自身と話してるみたいで
毎日それを聞いた。
いつ会えるの?
聞くたびに、
彼女:あと六日後!
彼女:あと五日後!
と、1日ごとに日にちが減っていた。
すごいすごい。ちゃんと、カウントされてるんだ。
ほんとにこのまま会えたらな。
僕は期待までしていた
でも彼女は死んでいる
会えるはずはない。
そして遂に
彼女:今日会えるよ!!
と、返信が来た
今日逢えるの?
彼女:うん!あの交差点に来て。
あの交差点?
あ、彼女が交通事故で死んだところ。か。
行きたくなかった。でも行ったら会えるのかな。
思い出すのは嫌だった。行きたくなかったけど、もしかして、ほんとに会えたら。
あの交差点に行った。
僕は、誰かに背中を押された気がした。
トラックにはねられて、僕は死んだ。
Lime:ピロンッ。一通のメッセージがあります。
彼女:やっと逢えたね。
作者みずき-3
最後まで読んでいただきありがとうございます。
夢を元に作られた話です。
僕は、先日、彼女を亡くしました
別れはいつ来るかわからないです
皆さんも、家族でも恋人でも
かけがえのないその時間を大切に。