僕には家族が居ない
僕は今は親戚の家に暮らしている
親戚は僕の事を家族だと言ってくれている
だけど僕にとっては家族じゃない
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僕の家族はみんな借金で首吊り自殺した
僕だけ生き残ってしまった。
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今日は土曜日、親戚の叔父さんは仕事
叔母さんはいつも社交界、娘さんはバイト
因みに僕が他人の子とは娘さんは知らない
だから、お兄ちゃんと呼んでくる
今日は親戚の家で他人の僕一人だけだ
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一人で考えてた
親戚は僕に優しくしてくれる
だから僕も家族を演じてるだけど
そろそろ疲れてきたんだ、この生活にね
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今日は日曜日、親戚は全員いる
朝は
叔母さんがサンドウィッチを作ってくれた
昼はショッピングで叔父さんと買い物した
夜には娘さんが勉強を教えてと頼んできたから教えてあげた
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分かった!やっぱりだ!
偽物の家族はいけないんだ
本物の家族じゃなきゃいけない
僕はこの家に存在してはいけないんだ
こんな家族ごっこ終わりにしよう
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僕は台所から包丁取り出した
僕は正しい事をしているんだな
少し勇気が湧いてきた
親戚はみんな寝る準備をしに部屋に入ったから、一人一人殺そう。
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最初は叔母だ、叔母の部屋に入ると
叔母は寝ている様だ
叔母は僕がこの家に来た時に泣いて迎えてくれた
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叔母の料理はとても美味しかった
僕がおかわりすると、とても喜んでくれた
だけど叔母は偽物だ殺さなきゃ
寝ている叔母に口と目をガムテープで塞ぎ
首に包丁を押し当てあとは押すだけだ
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shake
グギャャァャャャァと叫んだ様に聞こえた
幸いガムテープのお陰で外には聞こえなかった、ありがとう叔母さん
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次は僕をお兄ちゃんって呼んでくる
うるさい娘さんだ
早速部屋をノックすると娘さんが出てきた
僕は大事な話があると部屋に入った
娘さんに真実を打ち明けた
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娘さんはボロボロに泣き崩れた
僕はごめんと謝って包丁を真っ赤に腫れた目に刺した、あとは押し倒して
首を絞めた娘さんの目は開かなくった
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次は叔父さんだ
叔父さんは優しくて明るくて
家族だって言ってくれた
だけど偽物の家族なんで要らないんだ
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叔父さんは明日仕事だから
寝ていた、叔父さんを起こすのは嫌だから
さっきと同じ様にガムテープで目と口を塞ぎ
包丁で首を刺した
叔父さんはあっけなく死んだ
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偽物はいなくなった
これで演じなくっていいんだ
でも後片付けが大変だ
まあいいや明日ゴミの日だし
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今日は月曜日大きなゴミが3つ出た
作者神父
今回のキーワードは家族ですね
恐いかどうかは分かりませんでした
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