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突然、隣の部屋から物凄い悲鳴が聞こえた。
その悲鳴は人間の声とは思えない程
常軌を逸しており、その夜は恐怖で一睡も出来ませんでした。
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次の日の朝、数人の警官の姿が・・・
通報したのは同じマンションに住むトラブルメーカーの金髪男
しかし後日パトカーで連行されたのもその通報した金髪男
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「やっぱり」
「怖いわねぇ」
「引っ越ししようかしら?」
周りの住民と同じように私も引っ越しをしました。
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それから30年の月日が経ち
私も毎日色んな事に悩み苦しんだけど
もうこれからは自分のために生きようと思った矢先
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人間ドックで癌と診断され
私は今、病室のベッドの上で点滴を受けています。
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「何で私なの?」
「お酒もタバコも吸わないのに」
「私が何か悪い事した?」
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「娘に会いたい・・・(涙)」
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実はあの事件以来私は娘に会っていない。
あの金髪男が私の元旦那だったからだ。
そこに
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「立場逆転だね。」とニヤつく看護師。
そして私はこの病院では面会謝絶だ。
作者DQ