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【化学実験】−意味がわかると怖い話−

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【化学実験】−意味がわかると怖い話−

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化学の茂松先生に放課後化学室に来てと言われた

放課後に言われた通り化学室に行ったら、

「もうちょっと待っててくれないか?」

とニコニコしながら言われた

何かの準備をしているようだった

特別急いでいる用もなかったので、

図書室で時間をつぶしていた

**************

気がつくともう周りは暗くなり生徒は皆下校していた

残っている先生も教室の施錠をする先生だけだった

あまりに長いので化学室にもう一回行った

そしたら、茂松先生はニコニコしながら、

「よく来てくれた!今準備が終わったところなんだ!待たせて悪かったね!さ、こっちにどうぞ」

そう言って隣の化学準備室に案内された、やけに狭い化学準備室はいつもはすごく散らかっているのだが、今日はほとんどの物が片付けられ、真ん中に椅子が一つだけ置いてあるだけだった

茂松先生はニコニコしながら

「今日は君にちょっとした実験に付き合ってもらいたいんだ

なあに、実験といってもそこの椅子にただ座っているだけでいいんだ

さ、かけてかけて」

と言いながら部屋の中に案内した

言われたままに椅子に座ると、変な臭いに気がついた

「先生、ここなんか臭くないですか?なんか薬品でもこぼしたとか...」

茂松先生はさっきより更にニコニコした顔で

「そおだよ」

と答えた

「何をこぼしたんですか?」

また同じくニコニコしながら

「そおだよ」

「...?

先生これはなんの実験ですか?」

「そおだよ」

「先生?」

先生はさっきよりさらにニコニコしながら部屋を出て行き外から鍵をかけた

Concrete
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