【重要なお知らせ】「怖話」サービス終了のご案内

短編1
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危なかったのは…

wallpaper:1906

「ヤバイ!遅刻しそうだ!」

そう叫んで飛び起きて

いそぎ会社へ向かう支度をする。

髪はボサボサ、

歯ブラシを口にくわえ

アイロン掛けしていないシワだらけのシャツに

昨夜脱ぎ捨てたスラックスを履き

玄関を飛び出す。

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shake

あっ、いけね!

歯ブラシをくわえたままだった!

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一日のスタートは

いつもこんな感じだ。

いつもこんな感じのはずだった。

今朝を除いては。。

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wallpaper:42

玄関を飛び出して

駅までダッシュする。

一本後の電車に乗り遅れたら確実に遅刻…。

全速力だ。

頼む!信号機よ。

あの長い横断歩道の信号機よ

青でいてくれ!

そう祈りながら走り続けた。

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信号機は丁度、青に変わったばかりだった。

「助かった。」

ピンチの時ほど運がいいんだよな、、

と、妙な勝利感を味わい、呼吸を整えながら横断歩道を歩いていく。

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すると

横断歩道を渡りきるちょっと手前くらいで

青信号が点滅を始めた。

そのとき前方から

三輪車の男の子(3歳くらい)が

こっちに向かってやって来た。

危ないから男の子を制止する。

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「ボク?いま渡るのは危ないよ!」

それでも男の子は横断歩道を渡ろうとする。

「危ないよ、危ないよ、アブナイよ…」

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shake

「危ないぞ!!」

「何やってるんだ!死ぬ気か!!」

ハッと気付くと、

年配のサラリーマンが物凄い形相で私を見ていた。

あれ?あの男の子は、、、

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@使者 様
いえいえ!どんどん使ってあげてください(いつ...w)✨

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@。❀せらち❀。

余りにもカワイイ猫ちゃんだったので
使わせていただきました!

ありがとう御座います。

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