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短編2
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反対車線のくねくね

現在午前3時ちょうど

ほんの30分前のことです。

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勤務先から帰宅途中大通りを歩いていると、反対車線がわの歩道から誰か歩いてきます。

雰囲気的に

(あー、酔っぱらってるおじさんだ)と思いました。

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近づくにつれて

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そのおじさんは、全身白っぽい服装をしていることに気づきました。

酔っぱらっているせいか、ヨロヨロとゆっくり歩いています。

この時点で30メートルくらい離れていたでしょうか・・

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おじさんとの距離が15メートルほどになると

おじさんが服を着ていないようにみえました。

これはおかしい!!と全身に緊張が走ります。

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さらに近づくと・・

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そのおじさんのようなものは、おじさんではなく

真っ白なツルツルの人型の何かで

ヨロヨロと歩いていたのではなく

全身をクネクネさせ 腕を千切れんばかりに左右に降り さらに身体をひねりながら歩いて(?)いたのです

(下半身はフラフープまわしながら、上半身はラジオ体操のひねりの部分を激しくやっているかんじ)

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もう、まっすぐ前を見て歩いて それがずれ違って通りすぎるのをやり過ごすしかありませんでした。

通りすぎたあとも、怖くて歩くペースをあげることも 走ることも振り返ることもできませんでした。

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少し先にコンビニがあったのでそこに入ってコーヒーを買い

15分ほど店の前で時間をつぶしてから 残り歩いて5分ほどの道を帰宅しました。

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あれってなんだったんでしょう。

顔がなかったように気もするけどあったかも。

ほんとはちょっとおかしくなっちゃっただけの人とたまたまスレ違っただけかもしれない。

でも今はただただ怖いです

Concrete
コメント怖い
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