2度目まして。
姉ちゃんが投稿したから俺も姉ちゃんの事を書こうと思う。
前に書いた通り2番目の姉ちゃんは俺の事をマジで罵るパシる、怖い目に遭わせる暴力的である地獄もお引き取り願いたい位の美華姉ちゃん。これは俺が小学校1年生の時にやられた話。
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小学校に上がりたての俺は自分の部屋が与えられてすげぇ嬉しかった。幼稚園の頃からつるんでたジュンもだけど学校で出来た友達とも母ちゃんの目を気にしないで遊べるし、夜も寝なくてもバレないと思ったからね。
初めて1人で寝る日がきた。正直遠足前みたいに喜んでたけど、母ちゃんが寝たらなんか寂しくなって暗い部屋が怖くなってきた。俺の希望で蓄光の星空な壁紙にしてもらって、薄ぼんやりはしてたけどやっぱり怖いもんは怖い。そんな所に美華姉ちゃんが来た。
「寝れんの?なぁ、面白い話してあげよか?」
ってニヤニヤしながら俺の部屋に入って来てちゃっかり勉強机の椅子に座った。
「どんなお話してくれるん?」
怖かったし、純粋だった俺は興味津々で姉ちゃんに話してもらう事にした。
「あんさぁ...化け猫って知っとる?」
「知っとうよ!お化けの猫やろ!お熱出るとな、夢でいつも怖いの出てきよるよ!」
「知っとるんやったら話が早い。これな、化け猫の話ちゃ。」
ニヤニヤ話続ける美華姉ちゃん。いつになったら話してくれるんかと思って早く聞きたいってせがんだ。
そしたら話してくれた。
生きてた猫をずた袋に入れてどうのこうの...って話だった。
「...怖くなか!」
「あ〜...言うの忘れとったとよww」
「なん!」
「これ聞くと夜化け猫が出るから寝たらいかんちゃww」
ただ怖かった。小学校上がりたてでしかも!初めての独り寝の俺に怖い話をした。正直怖くて母ちゃんの部屋で寝たかったけど、負けた気がして出来なかった。それに母ちゃんの部屋は寝る時鍵がかかってる。
「寝る!出る訳なかもん!」
「いひひひひwwお気を付けて〜はよ寝りや〜いひひひひ!」
変な笑い方すんなや!余計怖なるやん!と思いながら化け猫が怖かった。だからちょっとだけドアを開けたら誰か助けに来てくれる気がして開けたまま寝た。学校で遊んで疲れてたし。
時計がない部屋だったか分からないけど寝て少ししたら部屋の外からズズズズズ...
ってこもった様な音がし始めて動物が水を舐めるピチャピチャした音がして来たんだ。
終わったと思った。化け猫は油舐めるって美華姉ちゃんが言ったせいか、油啜ってる音だと思って怖くなってきた。しかもドア開けたままだ。閉めなきゃと思って起き上がろうとしたけど身体が動かなかった。
(金縛り...)
姉ちゃんズがよくなるやつや...って泣けてきた...音が止むとドアの間から何かが覗いてる。俺は動けない。声が出ない。殺されると思った。
(猫ちゃん殺さないで!!!!!)って一生懸命お祈りした。
子供のお祈りなんて神様仏様マリア様!!くらいのモンだけど一生懸命祈った。
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だけど何者かが近付いてきて俺の上に乗った。顔を舐め回された。ちょっと魚臭いし獣臭いのが恐怖の絶頂に達して、初の寝ションベンをしてしまった。
一通り舐め回すと重さは消えたし臭いも消えた。けど大切なゴールデンハムスターが2匹居なくなってた...
「いひひひひwww言ったでしょ?」
美華姉ちゃんはいつの間にかドアの前に立っていた。
「なんも...なんもおらんもん!!!!うわぁぁぁん!!」舐め回されて怖かった事、初めての金縛りと寝ションベン、ハムスターが居なくなってた事、重なって怖くて悲しくて夜中なのに大泣きした。
「うへっwうへっwあははははwwけーたが泣きよった〜!やから一生みーちゃんには勝てんのよ!うひひw」
そう笑いながら捨て台詞を残すと姉ちゃんはヘッドホンを付けてピアノの練習を再開すると言って部屋に戻って行った。本当に酷い姉。
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その後母ちゃんが泣き声を聞きつけてやってきた。怖い夢でも見たんやろ?と抱きしめてくれた。そしたら安心してまた寝てしまった。今度は怖い夢じゃなかったけど悪夢は起きた朝だった。
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父ちゃんと母ちゃんに寝ションベンを怒られ、ハムスターが居ない事を叱られ悲しい思いをした。美華姉ちゃんは朝メシを食べながら俺を見てニヤニヤしとった。
本物の悪魔は美華姉ちゃんだ。どこから仕入れてくるのか分からないが毎晩怖い話をして俺をビビらせると満足して部屋に戻る。何より怖かったのはその時間だった。
耳を塞いでも聞こえる姉ちゃんの声。聞きたくないのに聞かされるこっちの身にもなってほしい。あん時はマジで怖かった。
それからちょっとして猫アレルギーにもなった。それだけじゃなく、食い散らかされたハムスターの残骸が2つ、ベランダの外に放置されてまた泣いた。
残す一匹だけは絶対大切に育てようと思った矢先姉ちゃんは猫を貰ってきやがった。
何より怖いのはやっぱ姉ちゃんだ。
あと、この前の話の後今入院してる姉ちゃんからカカト落としを二発貰った。いつまで経ってもやっぱやだ。
作者けーた
姉ちゃんの話。
頭悪いから書くの下手でマジ申し訳ない。
これからもアザ覚悟で姉ちゃんの悪行を書いて行こうと思います。
読みにくくてごめんなさい。