短編1
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血の花

 あれは、今から十年前の出来事。小学四年生のときの悪夢。

 あの日、僕は夜遅くまでゲームをしていました。午後十一時ごろ、寝る前にトイレに行こうと部屋から出ました。

 すると、応接間から、おかしな呻き声が……。

 ドアの隙間から覗いてみると、月明かりの中、何者かが母の首を絞めているのが見えました。

 その日、父は出張でいませんでした。

 母を助けられるのは自分だけ──。

 急ぎながらも足音を殺してバットを取りに行き、そして応接間に入ると、そいつの頭を後ろから殴ってやりました。

 電気をつけると、そこに倒れていたのは父でした……。一日早く帰って来ていたのです。

 父は完全に死んでいました。

 母は死体を庭に埋めました。息子を人殺しにしたくないという一念だったのだと思います。

 これは後から知ったことです。あれは両親のプレイでした……。

 一年後、母は再婚しました。今でも……時々プレイを楽しんでいるようです……。

 同じ年、庭にサツキを植えました。今年も、きっと花を咲かせることでしょう。

 血のように赤い……。

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ロビン??さん。
読んで下さって、ありがとうございます。
そのときは、きっと、ともだちんこしていたと思いますよ。

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月舟さん。
読んで下さって、ありがとうございます。
違わないかも。

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読んで下さって、ありがとうございます。
桜の木の下には死体が埋まっているそうですよ。

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