誰でも大好きな遊園地で……
separator
wallpaper:4002
小学生五年生の奏では今回友達と遊園地に来ていた。
友達は三人。
皆を引っ張る、強。
ちょっと怖がりな、穂波。
ムードメーカーの、敏。
強「やったー!ついた!遊園地♪遊園地♪」
穂波「走ったら危ないよ!」
強「平気!平気!」
奏ははあぁとため息をつく。
いつもははしゃぐ強を止めるのは奏だが、今回は止まってくれない。
敏「今日はありがとう。奏くん。誘ってくれて。」
奏「いいや。ちょうど抽選で当たったからな」
nextpage
俺たちはそのあといろいろなもので遊んだ。
ジェットコースターやメリーゴーランド、
シユーティングハウス、ゴーカート。
大体もう有名な物には乗った。
あとは[お化け屋敷]だけだ。
強「お化け屋敷いっくぞー!」
穂波「え?嫌だよ!私怖いのダメなの!」
強「女子かっっ!」
穂波「女子よ!!!」
強「おばさんかと思ってた笑笑」
穂波「何なのよ!」
奏「まぁまぁ」
敏「あははは…」
nextpage
何だかんだで俺たちはお化け屋敷についた。
wallpaper:1063
穂波「やっぱ。私外で待つ。」
強「一人で?」
穂波「そんなはずないわよね?さ・と・し君?」
出た。穂波のおねだり声…。これに敏は弱い‼️
敏「う…うん。」
強「いいよ!いいよーだ!二人でラブしとけ!」
強が怒った。
強「行くぞ奏」
奏「うん。」
そして三十分ほど進んだとき明かりが見えてきた。
強「んだよ。もう終わりかよ。」
俺は手を強の前に出した。
強「邪魔だよ!どけろよ!」
奏「死にてぇのかっ!」
shake
俺は大声を出した。
目の前には、首も腕も腰も足も全てがぐちゃぐちゃになったものがいたからだ。
奏「背を向けて走るなよ。ゆっくり下がれ。」
強「……………」
強はただならぬ気配を感じたのか無言だった。
トンッ
shake
奏、強「うわぁぁぁ」
後ろには、敏と穂波がいた。
だが、
敏「…………」
穂波「…………」
どちらも喋らない。
すると俺たちの手を掴んできた。
強「やめろっ!…放せ………うわぁぁぁ!」
と、強は言って気絶した。
奏「おい!強!しっかりしろ!おい!」
ズズズッ
なにか引きずる音
ズズズッズズズッ
どんどんスピードが上がる
ズズズッズズズッズズズッ
前を振り向きたくない
ズズズッズズズッズズズッズズズッ
ダメだ殺される!
ズズズッ…………………………………………………
音が消えた?
前を振りかえる。
wallpaper:535
奏「うわぁぁぁ」
奏は気づいたらベッドにいた。
終
作者怖守
お化け屋敷に出たら怖いですよね。
その恐怖取り出して見たくなりました。
コメント等々よろしくお願い致します。