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短編1
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最後のメッセージ

この話、かなり短いけど、俺のなかでかなり衝撃だったから投稿しようと思う

俺の親友のお母さんが体験したことだ

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ある日お母さんが買い物をした帰り道、家の近くの踏切のバーが降りたんで待っていたんだそうだ

電車の迫る音と風が近づいてくる

電車があと10メートルほどのところに見えた時だった

お母さんの横に立っていた男がサッと踏切の中に侵入した

その瞬間、男の体は砕け散った、、、

そして、男の千切れた頭部がちょうどお母さんの足元に吹っ飛んできた

あまりのことに唖然として硬直してしまったお母さんは、その生首と目があってしまった

「見ないでくれぇぇ」

足元に転がる生首が確かに口を動かし

恨めしいような、懇願するような声でお母さんに語りかけてきた

お母さんはあまりの恐怖にその場で気を失ってしまったらしい

男の最後のメッセージは、人生への後悔でも、死への恐怖でも、無くした体の痛みでもなく

ただ、無惨な肉塊と化した自分を見ないで欲しいという

ただそれだけのことだった、、、

Concrete
コメント怖い
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