これは、私の母が高校生の時に見た夢の話です。
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母は、ある日知らない男の子と公園にいる夢を見ました。
男の子と遊んでいるうちに、うっかり砂場にあった、深い落とし穴に落ちてしまいました。
すると、男の子は近くにあったスコップで、母に砂をかけて来たそうです。
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shake
『やめて!!!』
母が叫んでも、その子どもはやめてくれません。
shake
『助けて!!!』
母が叫んでも、その男の子はニコニコと砂をかけ続けます。
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しばらくかけられ続けると、母の腰までが砂に埋まってしまいました。
それでも男の子は笑顔で砂をかけ続けます。
そこで母は目が覚めたそうです。
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次の日。母はまた同じ夢を見ました。
しかし昨日と違い、母は腰まで埋まった状態で、落とし穴の中にいます。
そして、昨日と同じように男の子は笑顔で母に砂をかけ続けます。
母は、恐怖を覚えたそうです。
そうしているうちに、母の首までが砂に埋まりました。
そこでまた目が覚めたそうです。
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同じ夢を2日連続で見ると、流石に不安になるものです。
母は、首を傾げながらテレビをつけました。
しばらくテレビを見ていると、ニュースに夢に出て来た男の子が殺害されて埋められていたと言うニュースが流れたそうです。
その後すぐ、祖母に事情を話し、母は祖母と共に、お寺に行ったそうです。
それ以来この夢を見ることはありませんでした。
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…3日目も見ていたら、母は、どうなっていたのでしょうか。
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作者ぽむぽむこ
霊感体質な母の話です。