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私の家には、同居人がいる。
いつからか……
ここには、3年前に引越ししてきた。
親から譲り受けた土地に家を建てたので事故物件ではない。
同居人の名前は、私たち家族は
としお君と読んでいる。
としお君との出会いは、引越しして1年ぐらいしてから
私は、夜勤の仕事もあり、1階で仮眠する事が多かった。
ある日、夜勤前に仮眠と思いウトウトしていた。
すると、
バタン
バタ、バタ、バタ
?
何の音?
慌てて起きて考える……
誰か2階にいたかな?
いや、子供達は学校の時間
えっ……泥棒……
2階の音を確認する。やはり、足音が聞こえる……
怖いけど、2階を確認しないと!
誰もいない……
そんな日が続いていた。
もしかして、屋根裏とかに動物?
ある日、上の子供が起きないので、起こしに部屋に入ると……誰かの視線を感じる……
クローゼットからだ……そっと目で確認すると
白黒の男の子……体操座り……
見なかった事にしよう……
その日から、度々、2階にその男の子を目撃してしまう。昼間の足音も変わらない……
ある日、家族で1階にいると、またも2階から足音が……
皆で顔を合わせた。
子供から、最近足音が……と話がある。
もう1人の子供も居るよね…と
私は、怖がらせてはいけないと、子供達には話して無かったが、子供達にもわかるんだと思った。
その男の子は、小学生の低学年ぐらいでベッドの上や隙間やクローゼットで目撃されていた……
そして、家族会議で悪さをしないなら無視をしておこう。
名前は、としお君としよう。
そして、今も多分、同居している……
時折、誰もいない2階から足音が聞こえるから
作者なな