「私の名前は、坂上 春菜です」
春菜は、埼玉から転校して来た変わった女の子だった。
転校してきた時からそんなに好かれていなかった、いや、いじめられていた。
なぜかというと、笑わないし 独り言が多かったからだ。「春菜は、お化けなんじゃない?」とかの噂も回っていた。
そんな日々が続いた…
ある日、真由子が不明な死で死んでしまった。真由子と言えば春菜を一番嫌っていじめていた一番ひどい奴だった、でもクラスからは、大人気であった。
「真由子は、春菜に殺された。」みんなそう言っていた。
寛太は、誰よりも春菜を知っていた。彼女がお化けだということも…
みんな寛太に聞いていたのだ。噂は、全て寛太から始まっていたのだ。
みんな次にしぬのは、誰か分かっていた…
寛太だ。
寛太は、急にみんなから避けられるようになっていた。
みんな殺されたくなかったからだ。
そして、寛太は、行方不明となった。
作者退会会員