私の親友の話…
親友は自称ではあるが霊感があるらしい。
そんな親友の体験談の1つ…
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霊感のある方には常識らしいが、他人とは違う者が見える。
本人にはどうしようも無いらしいのだが、慣れと経験で対応…場馴れする事ができる。
との事…
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事故現場でうずくまってる人…
墓場でうろうろしてる人…
離れた場所からアパートを見続ける人…
色々な場所に親友しか見れない人はいる。
そんな親友も心に響き鬱になるのが【自殺】との事
【自殺】した事を後悔してる人は繰り返す。
その場で【自殺】し続ける…
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毎日使う通学路…
電車通学している親友が通る必要がある駅の高架…
そこには【自殺】を続ける人がいる。
普段は気にしない事…無視する事ができていた。
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【余談だが、親友曰く霊に良いも悪いも無い…かかわらない事が霊被害に遭わない一番の対策であり被害にあう原因のほとんどが人側の責任だと言っていた】
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話しを戻すが…
親友は自分で語っていた「やってはならない事」をした…
受験勉強でのストレス、人付き合いでのストレス、教師や両親にも友人にも相談できない悩み。
イライラした親友は…
持っていた傘を高架の手摺りに叩きつけ心の中で絶叫した。
『毎日…毎日…毎日…毎日…あんた…無表情で…虚ろな目で…落ちて…ぐちゃぐちゃになって…気持ち悪いんだよ!!!!!!!!!!』
無言で傘を叩きつける親友。
折れ曲がった傘を投げ捨てた親友を驚いた顔でみる周りの人…
そして、虚ろな目で親友を見る【自殺霊】を確認した親友は…逃げたした。
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翌日から親友は3日ほど無断欠席したらしい。
それ以降は何も変わらない日常が戻ってきた…
その日から【自殺霊】はその場からいなくなった。
それだけが変わったとの話だった。
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学生時代から約10年たった現在…
ほろ酔いの親友が語った体験談…
思い出話の1つだと思って聞いていた…
………
……
…
「ただね…出てくるんだよね…怒鳴った日と同じ日…夢の中にさ…一年に一回…あの高架から私の手を掴んで…一緒に落ちて…………」
………
……
…
「まー(私です)もさぁー肝試しとか行かない方が良いよ~憑かれたら大変だよ~?」
しみじみと言っている親友が印象的でした…。
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親友は今でも元気です。
………
……
…
一応、付け足しておきます。
作者まー
親友の話です。
再投稿です。
随分と過去のお話になってしまったで再投ときます。
短編を書いたのでこちらも読んでみてください。