「こんにちは、お客様今日はどのようなご要件で?」
「い、いえ、特にないのですが。」
「そうですか」
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私の名前はけいこ、私がフラフラ歩いていたらこの店があったの。でもなにかおかしい、この店の名前、人間リサイクルショップ?こんな店見たことない、しかもこんな町外れの何もないところに。
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私は今日ここに自殺しに来たの、もう人生に疲れたから。
っていってもまだ33歳、年をとったわけでもないわ。でもなんかもう疲れちゃったの、だからここに来た、そしたらこのお店があった。少し危なそうな感じするし入るのはよそう。
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でもこんなところにこんな建物あったっけ、そんなことはどうでもいい、自殺ができなくなった。まあ一回帰って他の場所を探そう。
「お客様もう帰られるのですか?」、
「ええ。」
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けいこは家に帰った、そして一目散にしたことはパソコンを開き人間リサイクルショップについて調べた。
すると以外にもヒットした。
掲示板サイトだった、作者はタケシ。内容はどうやらこの店を探してるみたい。
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私はもう死ぬのだし最後くらい人の役にたちたかった、すぐに掲示板に書き込みをした。
すると以外にもすぐに返事があった。
どうやら会って話をしたいらしい、けいこは今度の週末に近くのファミレスで合う約束をした。でも本当に良かったのだろうか。後々少し後悔した。
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ぷるるるる、ぷるるるる、ぷるるるる。
「はい」
「ヒトシ?」、、、「うん、さおりか?」
「うん、さおりだよ、、でねタケシさんから電話があってね人間リサイクルショップの場所わかるかもしれないって」
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「まじ?」、、「うん、だから今週末あそこのファミレスに来てね」
「わかった、、ていうかタケシさんと電話番号交換してたんだ。」
「うん。じゃあまたね」。。。。。。。
やっとか、真実を追いかけ始めて1ヶ月、やっと有力な情報が手に入ったのか。
まあとにかく行ってみるか。
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そして約束の日。
「あなたがタケシさんですか?」
「はい」
「随分お若いんですね」
「まあ」
「それよりその二人は誰ですか?」
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「ぼくはヒトシといいます」
「わたしはさおりです」それぞれ自己紹介をしたあと
「この二人も関係者なんです」とタケシさんが言う。
こうしてお互いの事情やもと寄った情報などを話したあと、けいこが口を開いた。
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「私、自殺しようとしてたんです。」
「えっ?」みんなの目が一斉に集まる」
「もう人生疲れたし、何か生きてて実感がわかなかったっていうか」
「だめですよ自殺なんか」と皆でさとすが。
「まあ、気が変わったら考えるわ」とだけ言ってファミレスを出ていった。
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けいこが出ていったあとしばらくしてタケシが口を開いた。
「まあ悩んでてもしょうがないから来週人間リサイクルショップのあるだろう場所に行ってみようか。」
「そうですね」みんな賛成した。
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「お客様、また来たのですね」
「ええ、聞いたところによるとこのお店、人間をリサイクルできるそうね。」
「はい」
「もしかして自分でもできたりする?」
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「もちろんでございます」
「じゃあ私をリサイクルして頂戴、、もうこの世に未練はないわ」
「では名前をどうぞ」
「田中 かなこです」
「田中かなこですね少々お待ちください」しばらくして帰ってきた黒いスーツの男の手にはナイフが握られていた。
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「では、まずステップ1です」
「まってもしかして」
「はい、そのもしかしてです」
「やだ、私は生まれ変わりたいだけ、、殺されるなんて聞いてない、、」
「おとなしくしてください、、えいっ」
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「うっ」
かなこはその場に倒れ込んだ。
「このお客様は少々めんどくさかったですね」
そういって死体のそばで黒いスーツの男が笑う。
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「よし、あとはさおりだけだな」
「そうですね」今から人間リサイクルショップにもう一度行く。
タケシは緊張していた。そこに大慌てでさおりが駆け込んできた。
「みんなこれみてーーー」
さおりが見せたスマホの画面にはニュースがながれていた。
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速報、またもや生きている人の死体、、警察の捜査は今までになく難航しております。
「えっ」みんながその画面に釘付けになった。
被害者はかなこさんで事件現場は今から行く場所だったからだ。
しかしそこには何もなく警察の車両があるだけだった。
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「また振り出しだな」タケシが言う。
みんなは落ち込んだ表情でそれぞれの家へと戻った。
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追記
コメント欄にて登場人物の名前を募集中。
作者papaiya
疲れたーーー
少し休もっと、、、、。