２回目の投稿になります。
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10年くらい前の話です。
私がまだ高校生の時変な夢を見ました。自分の姿を上から見ている夢です。
内容は、自分が部屋でゲームをしていて部屋から出ると同時に、出口のドアの横にある電気のスイッチを押したとき、慌てた様子でまた、電気をつけて部屋を見回すという内容の夢でした。
目が覚めた時変な夢だと思いましたが、夢なんて訳がわからない夢が多いので気にしませんでした。
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それから、数日たった頃部屋でゲームしていると親に呼ばれたので、部屋から出ると同時に電気を消しました。その時、手の甲を人の掌にそっと乗せられたような感覚がありました！とても、冷たかったのを覚えています！
驚いて電気を点けて部屋の中を見渡しましたが、当たり前のこと誰も居ませんでした。
勘違いかと思おうとした時気づきました。自分のとった行動が夢で見た行動と同じだったのです。何か意味があるような気がして考えずにはいられませんでした。
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次の日、友達何人かに話したら先祖の霊が手に危険が迫っていることを教えているのじゃないかと言いました。
その中の一人の友達が親父がそう言う事に詳しいから聞いてみると言ったので、その友達からの連絡を待ちました。
その夜連絡がありやっぱり先祖の霊だと思うとのことでした。
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それから、特に何も起きず高校を卒業して製造業の仕事に就職しました。
もう、すっかり先祖の霊の事なんて忘れていました。
そんな、ある日のこと私は仕事中誤って右手に怪我しました。右手の手首から掌、甲の皮を全て剥がれるという怪我をしました。その時高校の時の体験を思い出しました。
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しかし、ただの偶然だと思っています。なぜなら、工場で仕事をしてる以上怪我をしても不思議ではないですから。
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最後に私は全て見間違いだと思っています。
霊なんて居ると信じたくないですから！
作者けい