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小学3年生の頃の話だった。
その頃私はただ平凡な子供。
9時半頃母親に「もう寝なさい」と言われ渋々寝室に向かった。
特に眠たくもなくただ天井を眺めていた。
数分後うとうとし始めてきた。
すると、
ガチャ
と、玄関の扉が開く音がした。
きっと父が帰ってきたのだろうと思った。
父は今日飲み会があって遅いはずなのに、9時半に帰って来るのか。早いな。そう思い私は眠りについた。
翌日、朝起きて母に「昨日お父さん早かったね。」と言った。
そう言うと母は、「なんで?昨日お父さん帰ってきたのは1時頃だよ。」と言った。
作者芽維
はしはじめまして。芽維です。
この話は実際に私が体験したお話です。
怖いというよりかは驚きの方が強いかと…。
一体9時半頃に帰ってきたのは誰だったんでしょうか…。