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中編5
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謎の女性の正体

これは僕が体験した話です。

18歳くらいだと思います。

当時借りていた大家が破産し、マンションから出なきゃいけくなり、急いで次の家を探していました。

時間に余裕もなく、とりあえず見つけ的な感じで

気楽に引っ越しの準備をし次の日

引っ越しをしました。当時の僕は事情も知らなく少し楽しんでいました。

ただこの引っ越しで、怖くて悲しい思いを体験するとは夢にもおまいませんでした。

引っ越した家に入り、新しい部屋にそれはテンション高く

ワクワクしていました。初めてなの自分の部屋をもらい

テレビとゲーム機が置いてあり楽しくて仕方なかったです。

自分の家は角部屋で自分の部屋には窓がいくつもありそれはそれで新鮮だった記憶があります。

ただ引っ越した当初はカーテンが間に合わなくしばらくは窓から外が映る部屋でしたが自分の部屋から見える夜空と月が綺麗で最高でした。

日々生活を送る中で突然恐怖を体験しました。

夜部屋でゲームをしていたときでした。

携帯のmailの着信音が鳴りました。

はじめはシカトしていてゲームを続けていたんだけど妙な胸騒ぎがして、携帯のmailを開きました。 

そこにはこれからあなたに会いに行きます

待っていてください。

こんな文字が入っていました。

そこにはアドレスも入っておらず当時はチェーンメールが流行っており誰かのいたずらだと思い無視していました。

ただなんか妙な胸騒ぎが続き気になり始めました。

数分後くらいだと思います。

また、mailの着信が鳴りました。

そこにはあなたは今何していますか?

もしかしてゲームしていますか?

そんな文字が入ってました。

なんでと思い、窓を慌てて見ましたが、

誰もいませんでした。

窓は確実にしまっていて、鍵もかけてありました。

段々気持ち悪くなり、ゲームをやめて布団に入りました。また、mailの着信が鳴りました。

今布団に入りましたね?

返事の返せないmailに恐怖と嫌悪感にかられ始めて

とにかく毛布を頭にかぶせていたと思います。

またもmailの着信が鳴りました。

なんで?毛布をかぶるの?あなたが見えないでしょうと

書いてあり見るのも怖くなりました。

ただ心の何処かに見たい衝動にかられ、毛布の中で見てしまったのです。

何通ものmailの着信が鳴り、突然変なことを言い出しました。

これからあなたの部屋にいきます。

僕はえ????

始め何を言ってるのかわからなくなっていました。

僕は独り言のように何なんだよ頭腐ってじゃねーのかと 言いつつもチラチラ窓の方を見てしまいました。

何分見ても窓が開くこともなくしばらくは着信が鳴らなくなりました。なんだっ!!やっぱただのいたずらだと

最近のMAILのいたずらは手がこんでるんだなと、独り言を言いながら、安心していました。

布団から出た瞬間いきなりMAILの着信が鳴りました。

またいたずらの続きかと思いメールを開くと

今あなたの部屋の窓の前にいますと文字が書き込まれていました。妙な気配で自分は

心臓の鼓動が早くなり、感じたことのない恐怖を

感じました。まあMAILの着信が鳴りました。

今からあなたの部屋に入ります   

こいつなんなんだよと泣きそうになりながら、また布団の中に潜り目をつぶっていました。その時、鍵のかかっていた窓がキキキと開けられました。

嘘だろっと自分の耳を疑がい窓から入ってくる

気配を感じました。

風が布団に当たりました。心臓はバクバク鳴り、非汗を

かいていたのを今でも覚えています。

自分は、急に動けなくなり、固まったまま反対方向に向いていました。後ろから迫る小さい足跡、息遣い、自分は鳥肌がたち

何も見れないまま固まっていました。

相手は喋ることもせずただ、息づかいをし自分の前にいたと思います。

自分ただただ、早くいなくなってくれてと願いながら暗い毛布の中にいました。

いつしか、気配はなくなり体も動くようになりました。

そうっと、後ろ見ましたが誰もいませんでした。

恐怖からくる幻覚だったのかと思い、、仰向けになった時

また、MAILの着信が鳴りました。

恐る恐る布団の中で見たとき なぜこちらに向いてくれなかったの?と書いてあった、その時窓からでかい音がバン!と鳴り、自分は思わず驚いて窓を見てしまいました。

そこには血のついた白いワンピースの女性が窓の前にたっており、自分は恐怖と驚きでパニックになり

悲鳴をあげました。女性の顔は黒くくすんでおりところどころ傷がついた感じでした。

悲鳴で部屋に来た母親にどうしたと言われ自分は窓に指を指しました。親父も部屋に来てなんだどうしたって言われ 何んで皆見えないんだと騒ぎ立ていたと悲しげにすすり泣くと下を向いたままふと消えました。

突然のことで混乱していましたが、落ち着き水を飲みました。

一体あれは何なんだと思っていた時MAILの着信が鳴りました。

あなたに会えてよかったと言われました。

自分にはなんの覚えもなく、気持ち悪い感じでした。

しばらくして、いきなり電話がなりました。

それは双子の女友達の姉からでした。 

妹はパニックをおこし

嗚咽しながら、一生懸命にはなそうとしていました。

どうしたの?なんで泣いてるのと伺うと

女友達は泣きながらA子が、A子がとわ〜と叫びながら泣いて話してきました。自分はA子がどうしたんだよと責めながら話しかけたとき泣きながらA子が自殺し今さっき亡くなったと言われました。

電車に飛び込み自殺だったそうです。

自分はふと考えA子の服装は?ときいたら、遺体で発見された服装が白いワンピースに血がついていたそうです。

自分が見たのはA子の幽霊だったんです。

自分はなんとも言えずまた身体が固まりました。自分に送ってきたMAILは、姿を見せた相手は

A子だったのかと、自分に会いに来てくれたのかそれなのに俺は、知らず出てきた涙は嗚咽していた。電話に気持てられず、どれくらい泣いてたんだろう?

後の記憶はないですが、隣でA子が優しく抱きしめていたかもしれないです。傷ついた体で一生懸命に抱きしめていたかも今はそう思えています。最後まで優しいA子が光あるところにいてくれることを願って祈っています。

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