怖い話というわけではないのですが
北関東在住の友人から聞いた話です
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規模はどれ程のものかわからないんですが、何年か前からとある噂が一部で話題になっているそうなんです。
友人の暮らす北関東某所で、謎の生き物が目撃されているらしいと。
いわゆるUMAってやつですね。
その話をしてくれた友人も、先輩から聞いたとかではっきりとしたことはわからないそうなんですが、夜中、人気のない線路の上に何か動物らしきものが現れるって言うんですよ。
どんな動物かって言うと、大きさは中型犬くらいで全身に黒い毛が生えたまるっこい姿をしているそうなんですね。
それなら犬か狸だろうと思うんですが、友人曰く顔の形がぜんぜん違うそうなんですよ。
鼻が尖っていて、その先に猫のような長い髭がある。
耳がないとか極端に小さいとか言われている。
そして何より特徴的なのが、目だそうです。
その謎の動物、目がないらしいんですよ。
動物って夜、目が光りますよね。
でもその動物はそれが確認できないそうなんです。
ただ、人に見つかるとすごい早さで逃げていくっていうので、おそらくどこかに目はあるんじゃないかなとは思います。
例えばモグラみたいに退化した小さい目がついているとか。
でもそんな動物本当にいるんですかね。
友人が言うには、知っている人は知っている程度ということだったのでそれほど有名なわけではありませんが、目撃例はいくつかあるみたいです。
それとこれもまた眉唾なんですが、その話を友人に教えてくれたという彼の先輩も見たことがあるらしいんですよ。
その人曰く、2、3年前夜中に黒くて目のない動物が、細い舌で線路を舐めているのを見たとのことでした。ちなみにスマホの光で照らしたら一目散に山の方へ逃げていったそうです。
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これ何なんでしょうね。
本当にいるとしたらどんな生き物なんでしょう。
・中型犬くらいの大きさ
・黒い体毛で覆われている
・耳がない(もしくは小さい)
・目がない?
・線路を舐める?
少なくとも私は聞いたことがありません。
案外狸とかの見間違いだったり
もしくは海外の巨大ネズミか何かが持ち込まれて野生化したとか
でももしかしたら本当に未確認生物かも……
それか妖怪だったり……
個人的にはUMAであってほしいですね。
作者千月
たまには趣向を変えて不思議なお話を。
実は私、UMA系の話大好物なんです。
幽霊、妖怪、UMA、宇宙人。現代の科学では解明できないものってワクワクしませんか?