短編1
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プール帰りのバス

これは、去年の夏の体験です。この日、友達二人と3人でプールに行きました。私達3人は、大満足で帰る所でした。帰りに乗ったバスは、無人でした。勿論、運転主はいますよ。私達は、「ラッキー♪」や「独り、否、3人占め?だー!」など、それぞれ喜びました。

それから、目的地(?)まで、私達以外の乗客者は1人も来ないで迎えました。降りた時、私は2人乗るのが見えました。

1人は若い男性で、ポロシャツにジーンズ、高そうな時計をつけていました。もう1人は老人で、帽子に丸眼鏡、夏には珍しいジャンパーを着てました。それで、私は「今度は2人かぁ…」と思ってました。降りた時、1人の友達が「さっきの人、いいよねー」と言いました。もう1人の友達も頷きました。意味がわからない私は、「どこら辺がいいの?」

と二人に聞いたら、こう言われました。「だって、次の人は1人だったじゃん?」と。でも、私が見たのは2人でした。なので、え?「若い人と、お爺さんでしょ?」と言ったら、「何言ってるの?おじいさん?」と、1人に返されました。もう1人も頷いてました。その時出発したバスを見ると、そこに老人の姿はありませんでした。

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