私が今から話す体験談は、とある事件に関係していると思います。
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当時、小学生の私は大の人形好きでした(今も好きですけどね)。特にフランス人形やドイツ人形が好きで…。
学校でお祭りが開催された日。たくさんのミニゲームがある中、私が真っ先に向かった場所は、バザーでした。実はこのバザー、すぐ行かないといいものがなくなってしまうんです。バザーで何を買うか迷ってる時に出会いました。
ソレは、ドイツ人形2人で、何方も中古品でした。とても可愛らしい見た目で、とても好みだったんです。そして値段は、1人100円。その安さに驚き、直ぐ買いました。ワクワクしてたんです。
次の日には、もう事は起きていました。腕に、何個か知らない傷が出来てたのです。そして、コップも一つ、割れてました。
母がとても気味悪がり、2人は供養されました。母は、「また買ってあげるから」と。これで終われば良かったんです。
翌年、八幡様事件が起きました(ここでは言えないので調べて下さい)。八幡様は、2人を供養した場所でした。まだ、いたんだと思います。
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それから、時々こう思うんです。二人は未だに成仏してず、自分を焼いた私を探しているのではないか…と。
作者rona
ここまで読んでいただき、有難う御座います。まだ2人が成仏していないと思う理由は、ちゃんとあります。この話を機械などでしようとすると、よく誤作動が起こるんです(ここまで来るのも大変でした)。それで、思うようになりました。それに今思えば、なんで私は100円の人形を買おうなんて思ったか、多分気になりますよね。実は、値段とかもう、気にならなかったんです。多分、もうその時に憑かれてたんだと思います。有難う御座いました。