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ある地方で今でも生きる信仰

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ある地方で今でも生きる信仰

昔日本のX県のある地方では

金持ちの家は美しい芸者など身分の低い女を主人が見初めると女性の否応なく嫁にした

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だが跡継ぎの男子が生まれると母親は子から引き離され

殴られたり食事を与えられなかったりして

野垂れ死にしたそうだ

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そんなことを風習として続けていたのだが

あるときからぱったりと男の子が生まれなくなったそうだ

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行っていた家々は恐れ庭の隅に女を弔う祠を建てた

その祠は開けると御神体として

亡くなった女性の黒髪が祀られているそうだ

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その地方の金持の家の庭の隅には

今でも祠が建っていて

家の者は心から信仰しているそうだ

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@りこ さん読んでくださってありがとうございます
私がこの話を知って一番凄みを感じたのは
今の流行りで怖さを楽しむ貞子とか八尺様と違って、
その地方の人には
今でも現実の信仰なところです
あと御神体が女性の黒髪なのがやはり怖い(^_^;)

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