短編1
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盲目の笑顔

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あるところに、目が見えない少年がいた。

だが、その少年は目が見えないにも係わらず、

「何処には○○がある。」、「彼処にいる人は○○。」

と、言った風にまるで目が見えている様だった。

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彼は何時も笑っていた。

理由を聞くと

「この人が面白い話をするから。」

と答える。だが、彼が指差す先に誰も居ない。

そう、彼は目に見えない者まで見えていた。

そして、ある日。

彼の両親が霊媒師に彼を見てもらう事にした。

そして、霊媒師曰く

「彼には和眼が着いてる」

と言う事らしい。

和眼と言うのは、邪視や魔眼、邪視等の人を呪う物とは

正反対の物らしい。

(死期が見えたり、霊脈が見えたりするも和眼らしい。

ただし、普通の霊感とは違い、霊から呪われたりする事が無い。)

そして、和眼の持ち主は霊の代弁者として、

霊の話を聞かなければならないらしい。

·······

【(例)「金魚がどうしてるか気になる?

金魚も死ねば一緒に要られるじゃん」】

·······

そして彼は、今日も霊の話を聞いて笑っている。

               ~END~

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Diablo616さん、怖いありがとうございます。
   
鎮魂歌さん、コメントありがとうございます。
本当、眼の見えない人が世界の真の姿を見て要るのかも知れませんね

和眼ですか…初めて知りました(^^)

人間の目で見ているものはこの世界の本来の姿では無く、
飽くまで反射された光を脳内で画像化しているだけに
過ぎませんからね。もしかしたら、
眼の見えない人の方がこの世界の真の姿を捉えられる…
と言う事は有るかも知れません。

例の文章…
ほのぼのしてるような少し怖いような…
思わずニヤッとしてしまいました。