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私は、友人と深夜の山道ドライブをするのが好きです。
静かで、空気が澄んでて、星が綺麗で…
ここらの山道は全部走り尽くしたくらい、昔からよく深夜のドライブをしてたんです。
私は免許を持ってないので、いつも助手席なんですけどね?
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「今日はどこを走ろうか?」
『〇〇辺りは?』
「良いね、行こうか」
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『この道ももう走りなれたでな。』
「そうやねえ。」
『右、左。どっち行く?』
「んー、コンビニ入りたいし右行こうや。」
『安定やな(笑)』
「安定やろ(笑)」
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だって。言えるわけないじゃないですか?
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何度も何度も、それこそ一時期は常連みたいに走ってた道の分岐点。
その左の道のわきで、いつもいつも女の人が手招きしてるんです。
怖がりの友人には言えません。
運転手なのに、パニックを起こして事故でも起こしたら大変です。
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この分岐点、大阪の某所にありますが所在を詳しくは明かせません。
__何故って?
だって。…ねえ?
作者雪-2
第8話目の作品です。
今回は超短編でいつもと違った雰囲気で投稿してみました。
皆さまのお気に召す作品となったでしょうか?
こういった趣向は、あまり得意ではありませんので、お見苦しい箇所も多々あるとはございますが、閲覧して頂けると嬉しいです。
※ノンフィクション作品です。
※駄文失礼しました。