短いのですが、私の中で後味が悪く残ったお話を。
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当時高校生だった私は、電車通学でした。
その時に体験した出来事です。
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学校の授業も終わり、部活も休みだったので、私は早めに家へ帰ることにしました。
いつも通り電車に乗り、いつも通り先頭車両に座り、いつも通り携帯を弄っていた時、いつもとは違う事が起こりました。何故かその日、ふと運転手席側の窓を見てしまったのです。
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その時でした。
＿＿＿バンッッ！！！！！！
とてつもない音と衝撃と共に、血に染まる窓ガラス。
飛び込み自殺です。
私は、その目撃者になってしまいました。
勿論、電車は2時間ほど停車。
先頭車両に乗っていた乗客は2両目へ移動。
私たち乗客は車内に留まったまま動くのを待っていました。
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私は、その間も脳内からあの状況が離れませんでした。
電車に身体がぶつかった際の、耳をつんざくような破裂音。
交通事故にあったかのような衝撃と揺れ。
真っ赤に染まった窓ガラス、付着した肉片。
そして、飛び込んだ瞬間に合ってしまった女性との視線。
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いつだったか、テレビで聞いた車掌さんの話では、飛び込み自殺をする方は、迫る電車に視線を向けるらしく運転手は高確率で自殺者の方と目が合うそうです。自殺をする瞬間の人ってあんな顔をするんだな…と苦虫を嚙み潰したような気分に今でもなる出来事でした。
作者雪-2
投稿した話を携帯操作ミスで誤って消してしまったので、再投稿です。
評価＆コメント下さった方、申し訳ありません…！！！
コメントくれた方にはメッセージボードに返信行きましたが、まだ来てねーよ。って方は私に罵倒を…！！