長編12
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幼馴染み ①

※ こちらのお話は、ほぼ会話文のみで構成されております。

お読み苦しいとは存じますが、どうか最後までお付き合い下さい。

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秋田邸

ガ…ガガ…

ガガガガガガ…

ザザ…

ザザザ

ジーーー

音声「…ちょっと何言ってんのよ希美、私たちもう高二だよ?そりゃあ私だって好きな人の一人や二人くくらいはいるわよ。でも、相手は全然気づいてくれないけどね。

えっ誰って? ん~誰にも言わないって約束だよ?じゃあ明日学校で話すね。うん!じゃあおやすみー」

ザザザザ

ザザ…

「 ちっ、美穂に好きな男が出来ただって?なんでだよ俺がいんのに!昔からずっと想ってやってんのに!

クソ!なんかムカつく!

いや、好きな奴ってもしかして俺の事かな? んー、それはないか、絶対に違うな…

好きなやつって一体どんな野郎だよ…」

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次の日の夜

秋田邸

ガガ…ガピ…ガ…

ザザザザ

ザザ…

パタン

音声「ふああ疲れたあ!ってか、美術の水田先生マジ有り得ないんだけど!」

ザザ…

音声「なんでアタシだけ描き直しなのよ~?あ~も!なんか腹立ってきたァー! 」

ガッ…ガピー…

音声「えー? お母さん何ぃーー?うん、分かった今行くぅ!」

ガ…ガ…ガガ…

パタン

ガガガ…ザザ

ガ…ガガ…

ザザザザザザ

ガガガ…

「なんか最近、受信しにくいな。

もう何年も使ってるから壊れて当然か。そろそろ新しいのに変えた方がいいかもな。でも美穂の誕生日ってまだだいぶん先だし、どうやってあいつの部屋に仕込むか… 」

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次の日の正午

吉岡邸

ピンポーーン

「すいませーん、こんにちはー」

「は~い?あらまぁ優人くんじゃないのお久しぶり。どうしたの? 」

優「あ、おばさんこんにちは!美穂って居ますか?」

「 あらー、美穂ねえたった今お風呂に入っちゃったとこなのよ… 呼んでこようか?」

優「あーいいっす!いいっす!あのこれ、美穂に渡しといて貰えませんか?」

「何これ?あらまた大きなヌイグルミね。これはブーちゃんだったかしら 」

優「あ、プーさんです。はい、これは前から美穂が欲しがってたやつで、こないだ、たまたま見つけたんで買っといたんですよ~」

「 まーいつも悪いわね。あの子はいつまでたってもこうゆうのが好きなんだから。ふふ、優人くんにはちっちゃい頃からいつも美穂のお守りばっかりしてもらっちゃって、ありがとね。おばさん貴方にはほんとに感謝してるのよ」

優「いやいや、そんな事全然気にしないでよおばさん!俺だって美穂には昔から色々助けて貰ってるんだしお互いさまだから。

でも学校では全然話しかけてくれないんだよ美穂のやつ。こないだなんか廊下ですれ違ってんのにフル無視ッスよ!フル無視!俺、なんか美穂に嫌われるような事でもしたのかな?」

「まぁあの子ったら!分かった、おばさんから注意しとく。でもあの子最近ちょっと変なのよね。勉強もおろそかだし帰りは遅いし、夜なんて誰かと電話ばっかりしちゃって。もしかして悪い友達でも出来たのかしら?」

優「んー多分大丈夫だと思うよおばさん。俺が監視….いや、見てる限りでは今のところ変な友達なんかはいないと思う。もしかしたら美穂のやつ好きな男とか出来たんじゃねぇの?はは」

「まぁ、あの子もそんな年頃になったのかしら?変な子を好きにならなきゃいいけど。いっその事、優人くんが美穂を貰ってくれたらおばさんとしては安心なんだけどね! うふふ 」

優「な、ない!ない!ない!

それはないよおばさん。だって美穂はああ見えても学年で一番人気なんすよ。いくら幼なじみと言ったって、俺みたいなブサメンと美穂が付き合ったりなんかした日にゃ、周りの男どもみ~んな敵に回しちゃうっスよー!

じゃ俺はこれで失礼します。」

「はいはいありがとね! じゃこれあの子に渡しとくから、これからも美穂の監視の方よろしくね。優人くん」

優「…はい」

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その日の夜

秋田邸

ピッ

ジィーーー

優「おっ、ばっちしだな。良好、良好。

ここは美穂の部屋かな?」

パタン

音声「 あっ、もしもし希美?あのさあ、明日の放課後も陸上部の練習とか見に行かなーい?

えー、いいじゃ~ん!だって亮輔君たらめっちゃ格好いいんだもーん!ねね、お願い、帰りにマック奢るからさ~。本当?やったー!うん…じゃまた明日ね、おやすみ。バイバーイ。」

ジィーーー

優「 ちぇっ、なんだよやっぱ亮輔かよ!あんな陸上馬鹿のどこが良いんだよ?畜生つまんねーの!

つまんねー、つまんねーつまんねー!つまんねー!!つまんねーー!!」

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月曜日の朝

某、県立高校

キーンコーンカーンコーン

カーンコーンキーンコーン

「なあなあ優人。今日さ学校終わったら図書館いかね?」

優「…………」

「優人?」

優「…………」

「おおーい!もしもーし優人くーん?!」

優「…んっ?ああ何?」

「おぉ! 何?じゃねぇよ優人!お前、今完全に目ぇ逝っちまってたぞ、大丈夫か?」

優「んあ~最近ちょっと寝不足でさぁ。すまん…ふあああ。

あっ!次の科目何だっけ川口?」

川「たぶん英語じゃねぇかな?」

優「 そかダリィな…

俺ちょっと小便行ってくるわ!あっ…因みに俺、放課後は忙しいからパスで 」

川「 あっ、聞こえてたのね… 」

ガラガラガラ

優「あ、美穂 」

美「ねえねえ水田先生!どうして私だけ描き直しなんですかー?!」

水田「 何言ってるの?あなただけじゃないわよ、古田君も描き直しじゃない。大体あなたがちゃんと言われた通りの絵を仕上げてこないからいけないんです!

何よあのヘンテコな絵は?とにかく、今日中にきっちり真面目に仕上げて職員室まで持ってきなさい!分かったわね吉岡さん? 」

美「へ、ヘンテコな絵…は、はい…分かりました 」

水田「よろしい」

優「おーい美穂!お前水田に何言われてたんだよ?」

美「… 何よ別にあんたには関係ないじゃない。ほっといてくれる?」

優「ちぇっ、おいおいほっとけはないだろ!幼なじみのよしみでせっかく心配してやってんのにさぁ」

美「うざっ!」 タタタタタ

優「お、おい美穂!ちょっと待てよぉ!」

「ねえねえ秋田君」

優「ん?あぁ希美ちゃんか、何?」

希「美穂と何かあったの?」

優「何かあったっつうか…

てか、最近美穂の奴がやたらと俺に冷たい態度とるんだけどさ。希美ちゃん美穂の親友だろ?理由とかしらない?俺の事なんか言ってなかった? 」

希「…べ、 べべ、別に…何も… 」

優「何だよ今のリアクション! それって絶対なんか知ってるやつじゃんか!頼むよ希美ちゃん、何でもいいから教えてくんない?」

希「んー美穂も最近なんか色々あるみたいだからさ、今はそっとしておいてあげた方がいいんじゃないかな?って思うけど… 」

優「…亮輔か?」

希「 …えっ?

なんで秋田君が知ってるの?美穂から聞いたの? 確かあたししか知らない筈なんだけど」

優「あ、ああ、えーとなんつうか?…そ、そうそうあれだ!

俺と美穂はガキん頃からの付き合いなんだ。あいつが考えそうな事ぐらい大体分かんだよ!

分かったか?へへバーカ!じゃ、じゃあ俺もう行くからね。 またな、希美ちゃん!」 タタタタタ

希「ば、馬鹿って。ひどい… 」

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放課後

美「もう!もう、もう、もう、もう!!

こんなの今日中になんか終わんなーーい!水田の奴まじ、超まじムカつくんだけどー!!きぃー!」

希「しょうがないよ美穂。自画像を描けって言われたのに、猫を描いたあなたが悪いのよ」

美「な、何よ希美。あの女の肩持つ気?

私の前世は猫なんだから猫を描いて何が悪くて?あの女、絶対私に嫌がらせしてんのよ! イケズよイケズ!ちょっと私が可愛い過ぎるからって、妬んでんのよ!ほんと三十代の独身教師は怖いわー、きぃーーー!!!」

希「考え過ぎだよ美穂ー、それより喋ってないで早く終わらせちゃわないとすぐに暗くなっちゃうよー?」

美「ほ…ほんとだわ! 早くしないと亮輔君練習終わって帰っちゃうじゃん!むきーーー!!」

希「ふふ大丈夫だよ。陸上部はいま大会前だし、最近夜遅くまで練習してるみたいだからさ。急いだら多分間に合うよ」

美「うぇーん!私こう見えて「完璧主義者」だから適当には描けないのよー! 私のバカー!

まぁでもこの際仕方ないわね。希美!お願い描くの手伝ってくれない?」

希「ちょ、ちょっと!私に全く絵心が無いって事は美穂もよく知ってるでしょ?」

美「もうダメ、か…神様!! 」

ガラガラガラ

優「うっす♪ 」

希「あ、秋田君だ!」

優「やあ美穂君。なかなか苦戦してるようだね。しょうがない、僕が描くのを手伝ってあげようか?僕は絵が得意なんだぜー。 ひひひ」

美「 結構です!!」

優「な、なんだよなんだよ!何で怒ってんだよ!俺が何したっつうんだよ?」

美「別に」

優「ど、どうでもいいけどよ!早く終わらせないと帰っちゃうぜ?お前の大切な亮輔君がよ!」

美「…………… 」

希「えっ?ちょ、ちょっと美穂。こっち睨まないでよ、私なんにも言ってないよぉ!」

美「へー、じゃあなんで私たちしか知らない秘密を優人君が知ってんのかしら?何でよ?ねぇ何で?」

希「 ちょ、ご、誤解よ!」

優「 勘違いだよ美穂。希美ちゃんに聞いたんじゃねえ 」

美「へぇー、あらそう?じゃ誰に聞いたのか教えなさいよ!ちゃんと私が納得できるように説明してよね!」

優「な、何だよ美穂。そんな怖ええ顔すんなよ!

なんでそこまで怒られなきゃいけねぇんだよ?お前やっぱり最近なんか変だぞ? 俺に言いたい事があんだったらはっきりと言えよ! 」

美「 ……… 」

優「 な、何だよ」

美「 はぁ…なんで怒ってるかですって?

あんたマジでわかんないの? じゃあ聞きますけど、あんた最近私のお母さんとグルんなって何を企んでんのよ?説明しなさい 」

優「 はい?」

美「もう!トボケないでよ。あんたこの間も家に来た時、私に好きな男が出来たとかなんとかお母さんに吹き込んでたでしょう? 」

優「 い、いやあれは…」

美「 いやあれはじゃねぇし!

だいたい帰りの電車とかだっていっつも私と同じ車両に乗ってるよね?なんで?

何がしたいの?明らかに付け回してんじゃん。 監視してんじゃん!

私が気づいてないとでも思ってんの?もうそういうの止めてくんない? まじでキモいから!!」

優「ちょ、美穂落ち着けって!おまえなんか誤解してるよ。付け回してなんかねえし、俺がオバサンと組んでそんな事する訳がねぇじゃんかよ!」

希「そ、そうだよ美穂。ちょっと言い過ぎだよ。そこまで言ったら秋田君が可哀想だよ…」

美「希美は黙ってて頂戴!ふぅ、じゃあ優人一つだけ教えてくれる?」

優「な、なんだよ?」

美「あんたこないだ熊のヌイグルミ家に持って来たよね?ブーちゃんの」

優「プーさんだよ」

美「なんで私があれを欲しがってるって知ってたの?その事は希美しか知らない筈なんだけど。」

優「…うっ 」

美「どうしたのよ。もう、焦れったいわね!さっさと答えてよ!」

優「……ぐぎぎ… 」

希「秋田君?」

優「ちょ、ちょっと待ってくれよ!なんでまた責められてんだ?理由?理由なんてどうでも良いじゃんか!つか、なんでプレゼントした俺がそんな言われ方しなきゃいけねえんだよ!

理由はどうあれ欲しかったもんを貰ったんだから喜べよ!素直に 感謝しろよ!それを知ったのだってたまたまお前らが立ち話ししてんのが聞こえてきただけじゃねえか。…おお!

そうだよ!多分そうだよ間違いねぇよ!偶然知ったんだよ!へへ、おい美穂!お前さ、もうちょっと素直な女になんねぇと亮輔くんに振り向いてなんて貰えねぇぞ!へへ分かったか?! 」

美「ふうん。そうやって話をはぐらかすんだね。

分かったわよ、もういい。私さ、絵に集中したいからもうこの教室から出てってくれない?今すぐにキモいから出てって! 早く!!早く!!ユー、ゲラーーーップ!!」

優「わ、わかったよ!なんだよ、もう描くの手伝ってやるもんか!ばーか、ばーか!!」ガラガラガラ

希「行っちゃったね秋田君… 」

美「ちなみに今の「ばーか、ばーか」は子供の頃からのあいつの口癖よ…

隠し事してる時によく出るやつなの 」

希「そ、そうなんだ…

てか美穂さっきの話。ヌイグルミの事って確か電話でしか話してないよね?なんで秋田君が知ってたんだろ? 」

美「そんなの私にも分かんないわよ。ただ一つ分かってる事はあいつが超ウザいって事だけよ!」

希「キャー美穂!たいへんもうこんな時間!古田君も知らない間に帰っちゃってるし。外も暗くなってきてるよー」

美「うききーーー!!優人のせいじゃー!!

しょ、しょうがないわ!もうこうなったら使いたくなかったけど、奥の手を使うしかないわね!」

希「えっ奥の手?何それ?」

美「 …適当よ。適当に描くのよ!!!」

希「……うっ… 」

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帰り道

希「なんとか絵は描けたけど、亮輔君の練習が見れなかったのは残念だったね」

美「もう八時だもん仕方ないわ。それよりごめんね希美、こんな時間まで付き合わせちゃって」

希「わたしは全然だいじょぶだよー」

美「畜生、あったまきた!!こうなったのもぜーんぶ、優人のせいだわ!」

希「またー」

美「だって、こんな遅い時間に美少女が二人で歩いてるなんてさ。狼に襲って下さいって言ってるようなもんじゃない?」

希「あはは、でもさ。あの絵でよく水田が許してくれたわよね?びっくりしたよ」

美「あーあの女ね。あの女は絵なんてどうだっていいのよ。私を苛めて楽しんでるだけだから」

希「あははは!だから考え過ぎだって美穂はー。

ねえねえ話戻っちゃうけどさ。本当に秋田君てなんで分かったんだろ?もしかして超能力とかあったりして、霊感とか?」

美「呆れた…希美ってさ。ほんとそういう系の話が好きだよねぇ…

んー、でもそういえば確かに優人って昔から勘だけは鋭い子だったかも。絶対に知らない筈の事なんかをよく言い当てたりしてたわねー。不思議だった。」

希「へぇ、やっぱりそうなんだ!」

美「でも、懐かしいわね。あいつもさ、昔は性格の優しい良い子だったのよ?でもね、ある時から急に変わっちゃったのよ」

希「変わった?」

美「うん。あのね、中学の時にさ、あの子両親を二人共同時に亡くしちゃったのよ」

希「えっ二人とも?なんで?交通事故とか?」

美「いいえ、違うわ…」

希「違う?」

美「…殺されたのよ」

希「こ、殺された?!

えっ嘘でしょ、だっ、誰によ?」

美「うん、私も詳しい事はあんまり覚えてないんだけど、優人って年の離れたお兄さんがいたのよ。浪人生だったらしいわ…

で、ある日、そのお兄さんが刺し殺しちゃったんだって…二人とも」

希「そ、そんな…嘘でしょ」

美「本当なの。優人とうちの親がものすごく仲良かったもんだから、私のお母さんたら当時、すんごく落ち込んじゃってね…

浪人して頭がおかしくなってるお兄さんの事を分かってて防げなかったのが悔しい!って自分が責任感じちゃってさ…

だから、優人の事はその影響で今でも自分の息子みたいに感じちゃってるんだと思う 」

希「 えっ?で、そのお兄さんはどうなったの?」

美「刑務所だか、病院だかに入ってるみたい…よく知らないけど。

優人ね。今はおばあちゃんと二人で暮らしてるんだけど、あれから性格も行動も明らかに変わっちゃったわ。口には出さないけど私には分かるの。やっぱりあの子も精神的に相当辛かったんだと思う……

グスン…

ひっく… ズル…

ごめん希美、ハンカチとか持ってない? うう」

希「うん持ってるよ…はい」

美「ありがと… ずる、ちーーーん!!」

希「……う」

美「ずるるるるる…ふう。

でもだからってさ。私は優人の事を家族だなんてこれっぽっちも思っていないし、あいつの意地悪な性格が治るまではとことん突き放してやるつもりよ!甘えんなっつうの!

あつ、希美ハンカチ返すね…ありがと。 さあ、もうあいつの話はこれでおしまい!

じゃあ希美また明日ね!おやすみー」

希「お、おやすみなさい。」

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同時刻

秋田邸

優「 ふう、今日はマジで危ない所だった。

盗聴なんてしてんのがバレたら、美穂どころかこの辺にすら住めなくなっちゃうよな。はは

しっかし美穂のヤロ、年々口が悪くなってきてんな。俺のことウザいとか言いやがって。くそ。

俺がいないと何ーんにもできないお子ちゃまのクセにさ…ふふ

ちょっと調子乗りすぎなんだよな。

でも、亮輔に対する気持ちは相当な物だな…どうにか排除しないと。どうする?んーー

あっ!、そうか!希美ちゃんを上手く使ったらいけるかも知れない… そうかそうか、よしよしいい作戦じゃん! もしかして俺って天才?!

ぶっ!ふひゃひゃひゃひゃひゃ!!ぎゃははははははははははははははははは!!!ふふーーい… あれ? 」

ガラガラ…ピシャン

優「や、やっべぇ!窓全開だったよ。

今の声外に聞こえてなかったかな?」

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②へ続く

Concrete
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